野菜を洗いながら今あなたはどうしているのかしらと、ふと思う。きっといつものようにしているのだろう。根もとの泥を洗い落としていく。毎日の繰り返しのように考えることもなく手が動いている。ときどき不意にあなたが思い出されるようにあなたも、わたしを思い出すのだろうか。