あなたが冗談に、わたしという虫が、いつもあなたの頭のなかにいるという。そして、ときどき動くのだと。虫でもいいから、あなたのなかに住んでみたい。あなたの頭のなかでなら、おなたと同じものを見て、同じものを聞き、同じことを感じるだろう。まるで、わたしがあなたの一部のように。