暗い淵を前に佇んでいた。とても、とても自分の姿すらわからない、そんな暗い底。日記を読み返した。懐かしくて、涙がでた。わたし、ずっと、こんな風に思っていたい。あなたのこと。やっと、自分を取り戻した。ずっと、あなたのこと、想ってる。これが、わたしだから。