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   Written by なお。
◆日記『心地よい孤独。』◆
孤独はいいものだということを我々は認めざるを得ない。
しかし、孤独はいいものだと話し合うことの出来る相手を持つことは一つの喜びである。
byバルザック
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2006年08月13日(日)
恋、というよりも、ライフスタイル。


ここ最近、とある恋愛サイトをよく読んでいるのである。マーケティングのため、というのもあるにはあるんだけど、私とはまったく異なる価値観の女性が多く訪れているサイトであるため、すごく新鮮なんですよ、読んでると。

たとえば、一例を挙げると、こういう感じの女性(↓)がいて、すごく新鮮で、というか、正直、驚かされるのです。

「(前略)メールをしはじめて1か月ぐらいたったとき、初めて遊び、そのまま私の家でお泊りをすることに。拒否することもできず、Hしちゃいました。それから、何度か遊ぶことがあり、外に出たら何もないけど、お泊りをしたら、Hする関係になってしまいました。

2ヶ月ぐらい前、このままではいけないと思い、はっきりさそうとしたら、話をそらせる態度をされ、それ以降ちゃんと話ができていません。付き合ってないのにHしたのはマイナスなのはよく分かっています。

今、私はどうしたら彼の心を惹きつけることができるのでしょうか。


この方、年齢は書いてなかったんだけど、勝手に予想するに20歳前後くらいなのかなぁ。

不思議なのは、最初は「拒否することもできず、Hしちゃいました」だったのにも関わらず、“いつの間にか”恋愛感情が発生してしまったのでしょうね、最終的には「私はどうしたら彼の心を惹きつけることができるのでしょうか」になっているところ。。

まず、サラッと「拒否することもできず、Hしちゃいました」と書いてありますが、これって、いわゆるデートレイプ(性暴力情報センターへリンク)といわれてしまっても仕方ない性交渉の流れですね。相手の男性の人格面にかなり問題がありそうです。

いや、この女性の場合は、文面からすると“いつの間にか”恋愛感情が発生してしまったように受け取れるので、このケースでは犯罪にはならないのですが、「合意がない限り、それは(デート)レイプです」(性暴力情報センターへリンク)というのは「世間一般の常識」ですので、その点お忘れなく。。

ちなみに、もしもこの女性が、「私はどうしたら彼の心を惹きつけることができるのでしょうか」ではなくて、「デートレイプされました」という件で悩んでいる気配だったならば、慰めた上で法律家を紹介する旨の書き込みをしましたよ、わたしは。。

というか、勝手に思うに、「付き合ってないのにHしたのはマイナスなのはよく分かっています」も何も、あなたは、そもそも、その男性と「付き合う」という関係を望んでいたんですか?、と、私は疑問に思ったりするワケなのですよね、ふう。。

というか、以下、真面目に書くと。

いろいろな女性の悩みを読んでいて思ったのですが、心理学の概念で言うところの「共依存」傾向のある女性が多く見受けられ、「恋愛という箱」へと自分のすべてを、ぎゅうぎゅうと詰め込みすぎてしまう女性が多いように感じた。

日常って、目に見えない多くの疑問や不満との戦いのようなものだし、毎日何かしら嫌な出来事はある。だからこそ、恋愛という場に「非日常」的な夢を見てしまう人が多いというのもわかる。

だけど、実は、恋愛と呼ばれているものって、日常そのもの、なんだよね、非日常でも、わかりやすい形をしたものでもなく、もっと流動的でいて、のっぺりと、ゆったりと日常のなかにある、というか。

ということで、なんだかワケのわからないことを書いてしまいましたが、いきなりまとめますと。

多くの女性の悩みは恋愛の悩み、ではなく、実は、ライフスタイルについての悩み。なんだと思ったりしました、はい。





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