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   Written by なお。
◆日記『心地よい孤独。』◆
孤独はいいものだということを我々は認めざるを得ない。
しかし、孤独はいいものだと話し合うことの出来る相手を持つことは一つの喜びである。
byバルザック
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2006年06月25日(日)
ロマンスではなく「親密さ」を選ぶ。


以下、何気にマジメなほざき。

親密さはロマンスではありません。ロマンスは相手についての夢が土台になっていますが、親密さは、自信を持って先に進んでいけるような形でハートと理性とエネルギーを真にわかちあうことです。

親密さにおいて次の一歩を踏み出す準備ができると、それは人生にイエスというのと同じ効果を持ちます。つまり、前進します。成長します。

(略)たがいに「つながる」ことで問題は新しいレベルの体験に変化するのです。関係の中で次々に問題が生まれては癒されていくにつれて、喜びも、与え受け取る能力も高まります。

これを自覚して実践していけば、分離が生まれるごとに気づくようになり、また新しい愛と親密さでパートナーとつながることができるでしょう。
チャック・スペザーノ著『30日間で理想のパートナーを見つける法』



男性が夢見ている(と女性が思い込んでいる)「ファンタジーとしての女」を演じている女性たちって、本当に多いんだなぁと実感レベルでわかったのは、ここ1年くらいのことである。

もちろん、見た目や内面を磨けば、その女性の魅力はアップし、結果として意中の男性と恋愛関係になることも可能ではある。

けれど最初は、それはあくまで彼女たちの言うところの「自分磨き」であって、「自分が気持ちよくなるために」「自分が綺麗になるために」「自分が賢くなるために」外見や内面を磨いているのだと思っていた。

けれど、どうやら違うらしいのである。どっちかというと、自分のため、というよりも「相手のため」、言い換えれば、「愛されない不安」が原動力になっている人たちのほうが、割合的に多いように見受けられる。(例;最近の例でいえば、いわゆる「エビちゃんOL」の増加などがわかりやすい。)

もしかすると、彼女たちは、資本主義的・メディア的な「ロマンス」を求めているのかもしれず。だからこそ、その「ロマンス」に相応しい「ファンタジーとしての女」を上手く演じることへと意識が向いていく、という心理的なプロセスがあるのかもなぁと思ったりした。けど、ここは単純に「愛されない不安」と考えておいたほうが良さそうである、根本的動機として。


ということで。
「無理して男の妄想に付き合ってあげる必要なんてないんだよ、優しい女性のみなさん」と思った今宵でありました。





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