≪企業の67.9%は「賃金に成果主義を取り入れる」、54.6%は「ボーナスに個人の成績を反映させる」としており、長引く不況下でサラリーマンの不安はさらに増しそうだ。
調査結果によると、成果主義に「賛成」する会社員は27.6%で、「反対」は7.1%。「賛成だが、不安」と答えたのが60.1%で最も多かった。
不安な理由(複数回答)は「上司が正しく評価するかどうかわからない」79.0%、「実力を発揮できない部署にいたら困る」51.0%、「収入が不安定になる」37.8%などの順。≫
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Yahoo!ニュース『成果主義「賛成だが、不安」』より部分的に引用。
『成果主義』の問題点は「どうやってその人の実力を評価するか?」という基準にあります。この記事にあるように、上司が適正な評価をできるかどうかは非常に不確実ですし、評価される社員の所属先が営業なのか、マーケティングなのか、経理なのか、ではたとえ同一人物でも大きく評価がわかれてしまいまする。
所属先の利益率とその人の収入は連動するように設計されるのが原則であります。「職種選びが重要!」と近年さかんに言われておりますが、コレがその理由の1つでありまする。(→以上、学校で習ったコト。)
ふぅ。このニュースを読んで、成果主義に苦しんでおられる方も多いようだということを実感しました。
私事ではありますが(っぅか、常に私事しか書いて無いけど。)この記事を読んだ後、大学3年次に受けた某信託銀行での面接を思い出した。ずばり「成果主義についてどう思うか?」って尋ねられのだよ。
もちろん私は「成果主義、大賛成です!!!」と答えました。
だって当然でしょう?株式投資とホステスやってる私のような人間が、成果主義を嫌う理由があるでしょうか?私は成果主義大好きです。成果主義だからこそ、私はやっていけるのですから。
が、しかし・・・、面接官は「そんなコトになったらオレ死んじゃうじゃんよ!!!」と怒鳴っておられたなぁ。一体、あの人は今、どこで何をしているんだろうと思う。まさか生きてるのよねぇ・・・。
多くの人たちが「成果主義には賛成だけど不安」だと思う気持ちは理解できる。だって、日本の企業や役所が社員の本当の実力を評価したことって過去にあったかどうか・・・。(ノーベル賞取った田中氏がアメリカ企業勤務だったら最低1〜3億くらいボーナスでたかも。)
ホントに適切な人事評価システムを設計&導入できるコンサルティング企業は今後ますます儲かってしまうのだろうなぁ、とふと思いました。後で調べてみまする。
何となく労働ネタを書いてしまったので、明日は『わたしが就職しない理由』を書いてしまおうかなぁと思います。ではまた明日♪