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   Written by なお。
◆日記『心地よい孤独。』◆
孤独はいいものだということを我々は認めざるを得ない。
しかし、孤独はいいものだと話し合うことの出来る相手を持つことは一つの喜びである。
byバルザック
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2003年07月31日(木)
それぞれに、それぞれの苦労と幸せ。

昨夜は出勤要請があったので、労働してきた。
初めて就いたお客様に私が学生だということがバレてしまい、「こういう店じゃなくて普通に働いた方が楽しいんじゃないかい?」と軽めに説教されてしまった。心配して言ってくれていることは十分わかったのだが、ちょっと深く考えてしまったのでそのコトを書く。


う〜ん。「楽しい」仕事ねぇ・・・。
まぁ、人それぞれ「楽しい」と感じる仕事って異なるし、たとえ「楽しい」とは思えない仕事であっても、その人にとって何か目的がある場合もある訳で。


で、こう言っては何だが、このお客様は仕事が「楽しい」とは思えていないようだったよ。御役所に勤務している方らしいのだが、毎日単純作業ばかりで自分がマシーンみたいな気がするんだって。「安定」した収入を求めて公務員になり、その目的は果たせたものの「楽しい」には程遠い毎日。なので「楽しさ」という不足要素をオンナに求めてしまうらしいのだ。


ぶっちゃけた話、こういう男性の心理的循環があるからこそ、水商売が成り立っている、という現実があるように思いまする。特に平日に来店する方は、割合的に疲れている人が多い気がする。ひとりで来る人も多いし。


が、疲れた男性たちに「楽しさ」を与えるはずのホステスたちも実は大変疲れている。私の個人的な実感を言えば、お客様である男たちよりも、従業員である女たちの方が疲れているように思う。お姉さん方は控え室ではいつもぐったりしておられる。ホステスって、ストレス耐性が弱い女性には決してできない仕事であると思うわな。


これ以上人のコトばかり書いていると、多分オヤジ並みに説教くさくなってしまうかもしれん。なので、自分のコトに流すのが賢明かと思われまする。


正直、私は、昨夜のお客様のように仕事に「安定」を求めてはいないし、もしかすると「幸せ」さえも求めていないかもしれんと思う。ただ「やってみたい、見てみたい、知りたい」という冒険心に似たような感情にいつも動かされている、ということだけは自覚している。


で、こういうコトを他人に言うと「どうせ結婚するんだからいいんじゃないの?」とコメントされるコトが多い。が、私は現在の結婚制度を利用する気はないし、誰かに養ってもらうつもりも更々無い人間なので、困ったものであるよ。


って、よくわからん文になってしまったが、私も苦労はしとるらしい、ということで、ここらへんでシメますわ。。。
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