麩宇野呟秘密日記
透乎
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イタイ
指が痛い。Aを打つたびに、ずきんずきんとする。
医者は、もう大丈夫だといったけれど、私の傷跡はかなり酷い。
女の子には見せられないだろう。
赤く、黒く固まった傷跡。
そのせいだろうか、打つと激しい痛みに襲われて、作業を中断せざるをえなくなる。
傷は急には直らない。
だけれど、本当にこの痛みから開放されるのだろうかと、不安になる。
傷口は綺麗になるのだろうか。不安になる。
私はそんな指を、未だに凝視できないでいる。
2002年10月27日(日)
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