友人について

今日は、会社を辞めた友人と会いました。2月位から会ってなかったから、かなり久しぶり。
楽しく時間を過ごして(過ごし過ぎてバスに間に合わなかった……タクシー代キツい)帰ったのですが、ほんとに彼女と話してると私達には共通点が余りない事に気付きます。
というのも、私はとにかくインドアなのですが彼女はアウトドア派。アクティブ。最近はバドミントンに凝ってるらしい。今の会社に体育館があるとかで、そこで同僚とバドミントンをしてるそうだ。
スポーツクラブもロッククライミングもテニスも断り続けているので、さすがに今回は誘われなかった。
彼女の場合、恋愛話も、私が遥か彼方に置き去りにしてきた激情ゆらめく内容なので、話し相手というよりもTV観てるヒト、みたいになってしまう私……。
それなのに一緒にいて妙に居心地がいいのは何故なのだろう。年も大概離れてるのになー。
しかし彼女以外からは、もう一生合コンなどには誘われないだろうから、そういう意味でも貴重な友達です。今度はそれなりに年上の人もいるそうなので楽しみー。(前に行った合コンは、男の子が若い子ばっかで…皆22とかで……びびった……。だって健より年下……)

最近の読了本
『心とろかすような』宮部みゆき
『屈辱ポンチ』町田康
『ダレン・シャン6』ダレン・シャン
『桜宵』北森鴻
宮部さんは、連作短編の続き物で、安心して読めました。でも私の個人的趣味だと、この人は長編の方が好きです。
町田康は、他のも読もうと心に決めました。さしあたりデビュー作を読みたいのですが図書館にありません。しかたないので芥川賞を受賞された『きれぎれ』を借りました。楽しみ。
ダレンシャンは、やっと4巻から続いてた長い話が一段落しました。落ちが微妙でしたが、クレスプリーが嫌がってないのでまあいいか。カーダはちょっと可哀想な気もしたなあ。ああいう、素敵な人が墜ちていく様は見ていてしんどいです。
桜宵、…もうこのシリーズ、早く続き出ないかな、と今からワクワクしております。今回、『バー香月』の天才バーマン香月圭吾が私のツボでした!!『香菜里屋』のマスター工藤との関係は、何と言うか非常に魅力的です。
毎回タイトルの美しさにも感心するのですが(前回は『花の下にて春死なむ』)今回は表題作を読み終えた後、内表紙の折り返しと遊び紙、しおりの紐がすべて薄緑色で統一されてる事に感動しました。読後感もいい。
どーでもいいけど、何とかして工藤の料理が食べたいです。(無理)4種類の具を挟み込んだ揚げ出し豆腐、生湯葉で松茸と鱧の千切り、三つ葉と葛切りを包んだ春巻き等々、考えただけでもお腹がなりそうです……。あ、香月の金色のカクテル、も飲んでみたい。
それをおいても、内容も素晴らしいです。表題作はちょっと泣けました。ラストが。
2003年06月07日(土)

ニッキ / 松

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