〜過ぎ行く日々の記録〜
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2002年12月08日(日) |
ようやく職場復帰/「アリー」の911追悼に思う。 |
メチャメチャ寒い朝を迎えた日曜日。一昨日、昨日と不本意にも会社を休んでしまったので、今日という今日は会社に行かねば・・・というワケで、かなり頑張って起床したんですが、それにしても寒いね。外は雨模様だし夕方には雪になるかもとか言ってるし、さすがにバイクで出勤する気にはなれずにバスで出勤。午前中はまだダメ人間を引きずってましたけど、昼頃からようやく復活して人並みに仕事が出来るようになりました(笑)。
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各方面とも放置プレイは相変わらず。ま、別に良いけどね(笑)。
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今日の「アリー」はアメリカでは例のテロ事件の後に放映された回だそうで、かなり宗教色・メッセージ色の強いものでした。もちろんあの番組らしく直接的な描き方にはなっていませんでしたが、「消防士の死」「無辜の一般市民の突然の死」といったモチーフからも、番組が何を視聴者に訴えかけようとしていたかは明らかでした。
確かに感動的な話で、アメリカでもかなり評判になったそうなんですけど、ここで僕にはどうしても拭えない疑問があります。この話を観て感動できる心があるんだとしたら、どうしてあの国の多くの人たちはあんなに好戦的でいられるんでしょうか? 彼らにとっての「平和」はキリスト教徒だけが平和でハッピーであれば良い、という次元に留まっているんでしょうか? 5000人を超えるアメリカの普通の市民が犠牲になったことはまだまだ生々しい記憶ですが、だからと言ってあの事件との直接の関係すら明確でないイラクに戦争をしかけることに、彼らは何の疑問も抱いていないんでしょうか? そうすることでやはり同じように罪もない多くのイラク人が殺されるんだということに、どうして彼らは思い至らないんでしょうか?
G.W.ブッシュを長とする今の合衆国政府のあまりにも傲り高ぶった自国中心主義に、僕は激しい憤りを覚えます。宗教的愛国心を隠れ蓑に中東の石油利権を虎視眈々と狙うような狡猾な政治姿勢。世界平和に貢献するようなそぶりを見せつつ、一方でイスラエルのパレスチナ政策を「沈黙」という形で了解するようなダブル・スタンダード。はっきり言って父親よりヒドイと思います。
僕はジャズとかR&Bとか映画とかテレビドラマとか、アメリカの文化にどっぷり浸かってる人間のひとりです。そういう文化を生み出せるアメリカ社会の底力を尊敬してもいます。でも、あの政府を国民の半数以上が支持しているという事実からは「アメリカ人って基本的に単細胞で底の浅い連中なのね」という感想しか出てきません、本当に申し訳ないけれど。
・・・あ、久しぶりに真面目なこと書いちゃった(笑)。
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明日も仕事さー。でも雪だって<東京地方。
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