おばあちゃんは薄化粧されていました
納棺にまにあってよかった
お坊さんは生前からお付き合いがある方がよいね
ひめりんごを思い出して涙が出ました
97歳だったね
ごめんね
享年にはお腹にいた年数も出すんだって
たしかにそうだ
一緒に寝なくて寂しかったかな
いまさらかもしれない
仲悪くて不安になっちゃったかな
髪がサラサラだった
でもかたくて冷たかった
行ってらっしゃいの儀式なんだと思った
お骨は忘れ物か
こちらへのせめてもの思い出か
わたしは1人だから
お父さんとお母さんの骨はわたしのものと思ったら
安心した
順番に行けば
おばあちゃんの娘はお母さんなのに
不思議
最後にお母さんのスイッチが入った
冗談かと思ったらマジギレだった
年取って我慢したくない、というのはそのとおり
おばあちゃんびっくりしてないかな
両親ともに兄妹と仲が悪いから
なんだか共通の敵がいて
夫婦仲がうまくいっている気がする
お母さんはコンプレックスのかたまり
わたしもそうなんだろうな
わたしは人に甘えたすぎて子どもに還ってる
たいきくん優しいな
わたしお母さんになれるかな
おばあちゃん立ちっぱなしは大変だから
好きなかっこうできるといいな
ひまご、わたしが見せてあげたかった