地震があったとき、
私はたまたまセミナーに向かうために外にいて、
12日に実家に帰るために、
親と電話をしていました。
地震の起きた11日は異動が出る予定で、3月に入った頃から、ずっとふわふわしていました。
早く現場に行きたい。
早く、早く。
という気持ちと、
私の敬愛する課長がいなくなってしまう部署に残る心細さと。
「4月は死ぬほど忙しくなるよ」という言葉が地味に不安で。
何事にも興味の持てないわたしは、東京にもあんまり関心がないことに、最近気づいていました。
早くどこかに行きたい。
今の環境が素晴らしく恵まれていることは、実感しています。
だからこそ、わたしはどんどん貪欲になる。
そんな中、地震は起きた。
ゆっくりと大きく揺れて、わたしはとりあえず
書けないや。
ただ自分があまりに無関心すぎて驚いたということ。
カラオケで、わたしのために課長が
岩崎宏美やテレサテンを歌ってくれて、ジェイガールと言ってくれて、
この人に認めてもらえることが、
わたしのなによりのモチベーションでした。
同期が先に行ってしまうことに、正直焦りを感じて、
人事は今まですぐ出てたのに…と
今まで来た人はきっと皆優秀で、すぐに出しても問題なかったんだと思います
でもわたしは、選考という試練を乗り越えてからじゃないと出せないと、
そういう評価なんだと思って凹んだ
楠さんに申し訳なくて、
送ってもらえるのりさんが羨ましくて
わたしは、
ただ悲しかったんです