わたしは とてもさびしがりやないきものです
そのうえ
めんどくさがりやで
しばられることをきらう
とくていのばしょをほしがるのに
すぐあきる
そのばしょが
まるで
いつまでもじぶんをまってくれているような
そんなさっかくにおちいりながら
ゆうだいもそう
あやかもそう
なおみもそう
みんなまってくれてるってしんじてるんだ
ゆうだいはもう ちょっとちがうかな
けど
だきしめてほしいとはおもう
どうしてあのひとのうでのなかで
だかれたひもあったのかと
ふしぎにおもうようにはなったけれど
でもやはり
からだはあのひとがほしいらしい
ちーくんはといえば
もうとおいひと?
いやそれでも
あたしにまだ
かれしというあんしんかん
どこかでつながっているという
あんしんかんをくれている
べつに
あたしは
すきんわけではないのでしょう
さいしょからわかりきっていた
あたしがほしかったのは
ゆうだいからはなれるこうじつ
べつにね
ちーくんのところにもどるりゆうはなかった
どうして
だれかがいないとだめなくせに
これはちがうとおもって
たかのぞみするの?
あなたはあたまがわるいようですね
なんかいくりかえせば
わかるんですか
それともほんとうに
あなたがさがしてるひとはちがうんですか
あなたは
だれならまんぞくしてくれるんですか
かお?
せいかく?
しんちょう?
ふんいき?
たいけい?
はなし?
ふく?
なに,なに,
なにがきにいらないの
じぶんでもわかりません
けっきょくのところ
あたしに
ひとりのひとはひつようないのではないかしらと
おもうこと
たた あり
あたしはやはり
ぜんせとか
おとこにかこまれるせいかつをしていたのかな
べつに
もてたわけじゃなくて
そういう みのたてかた
だからこんなにもあこがれるのでしょうか
あこがれるということは
それになりたくてなれなかった
ふつうのおんなかも
わかんないね
みんなだきょうして
いきてるんだから
けどひとこいしいのはじじつ
パソコンににげているのはまだまし
たにんににげてはいけないよ
おまえはつよくなるんだ