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「スポーツ選手は男芸者にはなってはならん。」
まあとにかく亀田君にはがんばって欲しいですね。次はベガスあたりで 防衛戦でしょうか。頭付け合って足止めて殴りあうっつー、斬新な ファイトスタイルがどこまで通用するか見てみたいです。真剣です!!
【質問にお答え】 Q:日本人はボクシングが好きなのでしょうか?
A:矢吹丈の古からボクシングは大好きなはずです。 ただ、「日本人の好きなボクシング」というのは、例えば辰吉のような ノーガードで叩き合うスタイルだったり、具志堅のように機動力で 相手を翻弄し強力な一撃を叩き込む、といったようなものです。 プロレスで言えばアントニオ猪木時代の新日本プロレスでしょうか。
マッチメイクから試合を始める亀田家のような、トータルに試合を コーディネイトするスタイルは、今までの日本にはあまり無かった 形なので、批判を受けることもありましょう。ただボクシングには ありませんでしたが、プロレス界ではジャイアント馬場率いる 全日本プロレスが、こうしたマッチメイク重視のプロレスであり、 プロレスの通に好まれた経緯がありますので、これから亀田スタイルも 日本人の伝統芸として、受け入れられるのではないでしょうか。
Q:今日の試合は八百長だったんですか。
A:八百長が悪いようないいっぷりですが、そもそも八百屋の長兵衛さんが ご隠居との囲碁でうまいこと負けたり勝ったり、という癒しの戦いのことを 「八百長」と言うんであって、八百長自体は悪くは無いと思うのです。 この試合で、ベネズエラの子供達が何人学校にいけるのか、病気で命を 落とすはずだった何人の子供達が命を救われるのかと思うと、わたくしは 今日の試合を悪く言うことなんかできませんよ。ええ出来ませんよ。
長兵衛さんに負けてもらって無邪気に喜んでる場合じゃあないんですが。
話は変わるんですが「安藤美姫を見て伊藤みどりの凄さを知る」の 故事が示すように、ノーガードでフルラウンド打ち合う(んで勝つ) 辰吉はやっぱり天才だったんだなあ……。
2006年08月02日(水)
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