[跡地] 一覧  

記録用。

 2004年12月17日(金)   普通であること。 

私がサリマン先生になれるなら
妖精だった頃の剛さんを同じ顔で沢山はべらせているのと
色々な時期のさまざまな剛さんを沢山はべらせているのと
どちらがより恥ずかしいだろうか と考えた
どちらも恥ずかしい よ! そうか
サリマン先生の何がこわいって あんなに自分の欲求を
臆面もなく堂々と具現化できることに他ならない
さて置きテレビの感想 自分メモで失礼します


■NHK総合「プロフェッショナル 仕事の流儀」深澤直人

これは録っておけばよかったなあ すごく良かった
(深澤さんはこんな作品を作ってる人です)

原宿の裏通り 朝9時にやってきて最初にすること:掃除
「きれいなところにきれいなものはやってくる」
共有の道具もなるべく収納して表に出さないようにしてる
「デザインが降りてきたとき、何かさがしたり片付けたり
 していると逃げてしまうんですよ」

・デザイン案はひとつしか出さない
・締め切りぎりぎりまで検討する
・自分なら買うか?を常に考える

・どんなに忙しくても必ず休みを取る
八ヶ岳の自作の別荘で掃除して食事を作って雑草を刈る
「普段は複雑ですよ 何でもっと簡単に考えられないのか」
「むずかしいものを簡単にするのが僕の仕事かも知れない」

・仕事をするうえで大事にしていることばは何ですか?
「ふつう、であること」

・自分の個性って何だ?と考えたときに読んだ本
高浜虚子「俳句への道」:客観写生(自分を出す俳句は醜い)

・無意識のデザイン(人がそれをするとき、必ず何をするか)
ティーバッグ
 →リングに飲みごろの色を使う(必ず色が出たか確認する)
 →マリオネットの糸を付ける(必ず揺らして色を出す)
ハンコ
 →押すときの責任・指の記憶(無意識に方向性をさぐる)

・まず現場を見る(ハンコならハンコ屋さんへ)

「自分がいやだなと思ったら、人もいやなんですよ
 それをそのままにしておかない 自分をごまかさない
 それがプロフェッショナル だと思います」


……………

やっぱり剛さんの仕事論とも共通するところがありますよ
「自我を持たないこと」は尊敬する谷川氏も同じこと言ってたなあ
あー自分は自分を出しすぎだなあ 反省反省
こないだ新しい仕事が決まったのでニート脱出であります
来年は謙虚にやりたい所存であります たまには真面目に うん


mh