[跡地] 一覧  

記録用。

 2004年10月14日(木)   しない善<する偽善。 

こもったり出たり 自分ではまるでそんな気はなくとも
この状態を何というかアレしたところ強制的にいわゆる流行の
ニ ー ト 生 活 ?
うっへえ!
うははは ははは そうだったのか 社会人失格ですみません

なのでI東市はU佐美にボランティアに行ってきた
授業休んで来た大学生(19)とチーム結成 若いなあ
崩落のあった地区の土砂処理のお仕事がきたので車に乗ったら
なんか記者2名がくっついて来てしまい困惑
KOSUPURESAIKOU以来メディアの人に不信感が拭えないので
どうだろうと訝りつつ現場へ到着

そしたら記者A(全国紙)が開口一番:
「じゃあ取りあえずポーズだけでもやってくれるかな?」
す 素敵ざんすわ このカメコ野郎(違)
3秒待ってりゃポーズじゃなくて実作業が始まるからそれを撮れ
と思ったが言っても電波なので黙って作業を開始した次第
事実を待てずにポーズのみを要求するあたり最低だなあ
記事のための記事って事実捏造の第一歩だと思うがどうなのかなあ
そして「実際の現場に来てどう?」とかウキウキ(重要)訊くので
「そんな嬉しそうな顔して訊かないで下さい」と答えた
大人げない応対なのは知っているが被災地でウキウキする方が悪い
現地ボランティアセンターの配布資料による第一の心構え:
「被災した方々の心情を思いやり はしゃいだ対応をしないように」
読め M日新聞の記者 いや全国あんなじゃないとは思いますが

記者B(地元紙)の人はそんなたわけた事も言わず良い方でした
地元の人にこそ実際の状況を知ってもらいたい!と熱意をかたられ
たいへん意気投合しました ありがたやI豆新聞

さておき自営業のおうちだったので皆さん作業に慣れており
普通の爺さまが何げなく側溝の石蓋をあけ戸板を立て流れをせき止め
ポンプを突っ込み発電機を回し取水したりするので驚いた 惚れる
つうかサラリーマン家庭が断水してもこうはいかんなあ すげえ
そして家人の全員と我ら2名で黙々と土砂を運びつづけた

ざっくざっくざっくざっく (中略) ざっくざっくざっくざっく
ざっくざっくざっくざっく (日没) うへー しゅ 終了……(一部が)

ボランティアセンターの方と帰りがけに話をする機会があった
U佐美の民宿を開放して受け入れれば大量に人員が集まるのに
宿とメシは自分で何とかしろという姿勢のために集まらないらしい
しかし当のU佐美役場はそれどこじゃないのが現状らしい
こんな時に民間と行政を結ぶコーディネーターが必要なのだなあ
と真面目なことも思ってみる
そして運良く私の住む街のそういう組織の方とも知り合えたので
さっそく月末の会合に出てみることにしましたよ

今回非力ながら少しは役に立ったようなので嬉しいです
ニート暮らしの人は動機が不純でも何でもいいので行くと良い
カッコいい俺にうっとり でも おたく資料のため でもいい
とにかく人海戦術なので行けば役に立てます ほんと
しない善よりする偽善 某chもたまには良いこと言うなあ

皆さんとても親切で有難かった おにぎりごちそうさまです
私の住むとこに何かあったら今度は俺たちが行くぜ!と家長さん
素で泣きそう ありがとうゼフ似の家長さん
いや鼻毛(違)つけたら本当そっくりだから家長さん
今度うちが被災・救援いただいた暁の御礼はシェフ服に決定


mh