[跡地] 一覧  

記録用。

 2002年12月25日(水)   あれがあなたの好きな場所。 

聖夜らしいが家でのんびりしていた TVっ子の私です

■いいとも特大号
・江口洋介− シ =エロ羊介
・氷川きよし(以上)

■HR
後半は珠玉の15分 慎吾の頭のキレがすばらしい
三谷氏は慎吾の実兄の設定で 二人きり・台本なし・全アドリブという偉業
とくに三谷氏が「お前の本当のオヤジは別にいる」と告白した後
三「(三択クイズ形式の設問に失敗し)じゃイントロクイズだ行くぞ」
慎「お オヤジをどうやって表現するの…!?」
というのが最高でした その適切な方向違いっぷりが痛快です
やはりアドリブ強いなあ慎吾さん(拍手)

■クリスマスの約束
音楽は殆ど聴かない私ですが ドラマ主題歌に小さな頭を痛めています(無駄骨)
財津一郎か もういっそルクプルでも何でもいい と思いつめていた時
降ってわいた天の啓示 それは

小田和正!
上のタイトルで毎年行うライブの映像がBS-2で流れているのを見たのですが
小さな会場で他人の歌と自分の歌を小田さんがいろいろ歌うという贅沢なもので
中でも椎名林檎の「ギブス」と中島みゆきの「化粧」が秀逸でした
明日のことはわからない だからぎゅっとしててねダーリン とか
バカだねバカだねバカのくせに ああ とか歌うの切なすぎるよ…!
他にも「元気を出して」「心の旅」「長い間」「夏色」なんかを歌ってましたが
総じてちょっとづつ切ない感じがアップしており しびれた次第
この人の口にのぼれば ことばは詩であり 音はうたである とか本気で思うよ
とにかく声!の一言に尽きます
若い時よりかすれがちですが 切なさには磨きがかかった印象
歌詞もやさしい上に小洒落ており私好み 「秋の気配」という名付けが最高

合間にはスポンサーと思われるJRAのCM これがまた良い
小田さんの「woh woh」の歌が流れるなかを スローモーション映像で
一斉にカメラが馬を追う 走りにあわせ美しく揺れる馬のたてがみ
「あと7完歩」街を歩く人々 コインランドリーの若者
「あと5完歩」テレビに見入る二人 晴れた庭 風にはためく洗濯もの
「あと1完歩」歓声に包まれる客席
「人生のように。」

まんまと涙(安易)
この他にも走る馬をずっとスローで追いかける版もあり やはり涙
明治生命のCMでもそうだが なぜ小田さんの曲のCMはスローモーばかりなのだろう
とにかくスローを使うことで大変な効果があがっていることは間違いありません

つまりこの人の歌で剛さんの…!
すべての道は剛に通ず(社是)(社?)
だってスローでモノクロで剛さんの写真がふわっ、ふわっと流れていって
そこに小田さんの声がかかるかと思うだけでたまらない
て言うかこの手法はアルジャーノンのエンディングと全く同じだった 迂闊
どうする気だよもうほんと うまく御せるのかあの花を

そんな夢想をしつつ 見すすめていたのですが
伝えたいことがあるんだ 君のことが好きだから なんて聞いていると
別の夢想が湧いてきて面白かった あー切ない切ないよ 一人芝居開始

も一つ言うと
剛さんもいつかこの領域にまで行けるんじゃないかとひそかに思ったりもしました
私の中では声はすでに同じカテゴリなのでやってくれそうな気がしますよ
何やったって切ない人なんてそう居ない このままで素敵に歳をとってほしい
でも役作りとはいえ 本当に心配なので減量はやめてほしい
むしろ違う人が減量してほしい(禁句)


mh