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2次元の場合 - 2010年12月20日(月) 前回の疑似恋愛の話の続き。 疑似恋愛といえば、2次元の人物、要するに漫画、アニメ、ラノベ、ゲームに登場するキャラクターへの恋も、疑似恋愛といえるだろう。 ただ、現実の女性との疑似恋愛と大きく異なるのは、あくまでも一方的な思いにすぎないということだ。 恋愛としては、非常に幼く稚拙な「片思い」ということである。 ラブプラスに代表される恋愛アドベンチャーゲームなどでは、それを意識させないために、プレーヤーの発言に反応したり、向こうから発言したりといったインタラクティブなコミュニケーションを装ってはいる。 が、それももちろん、あらかじめ仕組まれたものにすぎない。 2次元の疑似恋愛にとどまっているうちは、恋愛のとば口にたっているだけなのだ。 僕は20代のころ、現実の恋愛でひどく傷ついたとき、救いを2次元に求めた時期があった。 しかし、そのうち、この「あくまでも一方的な片思い」であることに気づき、ふたたび3次元に戻ってきた。 それ以来、2次元のキャラにハマることはなかった。 片思いであるうちは、疑似恋愛も中途半端なものであるといわざるをえない。 疑似恋愛にも、ステージというものがあり、それを上っていかないことには、本当の楽しさを知らずに終ってしまうんじゃないかな。 ...
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