ポリシー - 2004年02月16日(月) キャバに行くと、お勘定のときに、 「領収書はお要りですか?」 と、たいていの場合、黒服氏か指名嬢に聞かれる。 僕は、ひとりで店に行ったときは、 「要りません」 と答えるのだが、やはり、ひとりで行ったときにも、もらうひとが多いのだろうか? もらったひとは、会社にその領収書を提出して、飲み代を請求するのだろうか? 実際はそういうひと、けっこう、いるんだろうなあ。 (うちの会社の中にも、そういうヤツが何人もいるのを、僕は知っている) そういうひと達って、どういうふうに自分のやっていることを正当化してるんだろう。 「経費が使える立場なんだから、使わないと損」 とでも思っているのだろうか。 キャバでひとりで飲むのも、「自己啓発」の一種だとでも考えているのだろうか。 それから、領収書をもらうことで、お店のひとたち、とりわけ指名嬢にどう思われるか、考えてみたこともないのだろうか。 「このひと、セコーい」 と内心思われる可能性なんか、まったく考えていないのだろうか。 そういう良心の呵責や引け目を感じながら飲んでいるのかも知れないし、ひとによっては、まったく感じていないひともいるのかも知れない。 でも、いずれにせよ、カッコいいことじゃない。 で、さらに片腹痛いのは、そういう、会社持ちで飲むことしか考えていないヤツに限って、自分は遊びをよく知っているような口を利くことである。 たいがいにしろよ。 そんな手合いに「遊び」だの、「粋」だのを語られたくはない。 「遊び」は自腹でやってこそ、「遊び」。 そういうポリシーをもったひとだけが、遊び人を名乗り、またそう呼ばれる資格があるのだと、僕は思っている。 ...
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