★ LIVE DIARY ★

2006年03月25日(土) HATE HONEY 「 ラストLIVE 」  @新宿LOFT

「 06‘ HATE LAST TOUR “ LOVE / HATE ” 」


HATE HONEYのラストLIVE。  1996年に結成し、2000年に
活動休止。  しかし2002年4月に鮮やかな復活を遂げたBAND。
私は2002年に名前を知って、TV番組「HANG OUT」で初めて
音源(Christina)を聴いて好きになり、音源を買い揃えて初めて
LIVEを見たのが2003年3月。   そう、初LIVEがいきなり
ワンマンだった(苦笑)(しかも復活後初の東京ワンマン)
なのでものすごい衝撃を受け、強烈なインパクトで自分の好きな
BAND・LIVEに通うBANDとなった。
それだけHATE HONEYのLIVEはすごかった。
普通の人なら喉を潰すだろうと思われるしゃがれ声で、ずっと
最後まで絶叫を続けるVo.&G高木さん。  ひとことで言えば
“壮絶”。
しかしそんなヘイトも、もはやずっと続いていくのかと思われて
いたヘイトも、昨年末に解散を発表。
11月末には既に発表されていたワンマンLIVEをやってくれたが、
今年に入ってからは、3月のラストLIVE TOUR東名阪のみ。
最後にラストアルバム「LOVE/HATE」を産み落としてはくれたが、
あまりにも潔い最期。   しかし、ファンのことを何より考えて
くれたのであろう、きっちりとした最期だ。
「もう解散LIVEを見るのはいやなのに・・・」と思いながら、複雑な
想いで当日、新宿LOFTへ。
復活LIVEを行ったLOFTで解散LIVEというのも、あまりにも
ヘイトらしい。
LOFTではお気に入りの一段高い所前側に行ったが、もちろん
その一番前(柵前)は既に埋まっていて、人の頭で完全にステージを
見ることは出来ない。   でもなんとかステージ中央、上半身
なら見えるという位置を陣取って、いざ。


SEが流れてメンバーが登場。   最初はあまりに自然。
まるでいつものLIVEのように。
そしてラストアルバムの「drawer love kills」からスタート!
会場も異常なテンションで、「干渉にふけるよりも暴れる!」
といった気合いに満ち溢れた前方組。   モッシュの嵐!
とてもラストLIVEとは思えない、激しい盛り上がりの会場。
ラストLIVEだけあって、その後は新旧入り混じったSET LIST
が続く。    「My Summer Days」の前には「懐かしい曲
を!」と言っていたなぁ。
曲間では、MCもなく会場からのたくさんの声援が飛ぶだけ。
でも誰も「やめないで」といった言葉は発さない。   ここが
ヘイトファンのすごいところ。
そして中盤。  「今日こそ・・・この場所に雪を降らそうぜ」との
ひとことからの「Summer Snow」は美しすぎた。
そして「Sunset Drive」とバラード曲が続く。
ものすごい真剣な目で、食い入るようにステージを見つめる
たくさんの目。   ちょうど前方組を脇から見る位置にいた
自分には、あのたくさんの目が忘れられない。
そして後半に入る前には、会場を見渡して、「入り過ぎだろ?(苦笑)」
と言う高木さん。    思わずフロアーからも笑いが起こる。
確かに後々、途中から駆けつけた仲間のBANDマンが、「混み
すぎてメインフロアーに入れなかった」と書いていたほど満員
だったらしい。   中ほどにいる自分は、もはや後ろの様子も
分からなかったが、それも後ろを振り返れないぐらいギュウギュウ
だったから。
そしていよいよ後半。   とてもヘイトらしい、じっとりとした
重い曲「夜の果て」から始まり、ヘイトでも特に激しいと
思われる曲が続いた。   会場大興奮。
しかしその後のバラード「In the Sun of Love」はものすご
かったなぁ。    高木さんが哀しく切なく吼える。
「これでもか!」と言わんばかりに。
「Chainbird」では、途中一瞬高木さんが歌えなくなる瞬間も。
歌い終わった後、「サンキュー。 Fuchi(笑)」と言っていたが、
Dr.Fuchiさんが、分からないように何か手助けをしたのだろうか?
「CHAIR」の前には、この日初めての長いMC。
「ヘイトを始める時には、敦(Ba.八田さん)とこんな歳になるまで、
ずっとこんなことやってるなんて思わなかった」って。(高木さんと
八田さんは中学の同級生)
そして、故・Xのhideに、昔、「中学の時くらいから、そんな
ずっと一緒に飲んでるような友達は大事にしろ」って言われたと
八田さんから聞かされたことがあったと。
そして「結局俺と敦は、お互いがCHAIR(=支え)だった」って。
そしてG.ミツさんやDr.Fuchiさん、スタッフや仲間や、ここに
いるファンのみんなが、お互いにヘイトにとってCHAIRだったと
淡々と語ってくれた。
そんな想いの詰まった「CHAIR」での雄叫びは、凄まじいものが。
「Teenage Attitude」の前には、「この曲をやるたびに、
いつもここでやれてよかったって思う。   新宿LOFTに
感謝!」とも。
本編最期は「I‘ll Kill Myself」「Paint It Brack」で、
荒々しく終了。   この時点で、約1時間半。


アンコールは「ヘイト」コールの大合唱。   もちろんの再登場。
そして私がヘイトを好きになったきっかけの曲「Christina」、
ヘイトで一番大好きな曲「風の無い夜」と続いて、アッパーな曲に
フロアーもものっすごい盛り上がり。  そしてサビの大合唱。
なんだかもうゾクゾクした!
そして「哀しい男の歌だ!」と叫んで「Jack Regret」。
名曲のオンパレードのアンコールに大感動してたら、この曲終わり
で退場してしまった。    もちろんそれでは終わらせられない!


またもや起こった「ヘイト」コールに、メンバー2度目の登場。
「確か、HATE HONEYを作って、初めて作った曲な気がする」
という紹介で、「Last Summer Susie」。
イントロがとてもとても長くて、ミツさんのギターが語りかける
ようなメロディだった。
恒例の「歌えよ(笑)」から始まったのは「Winter Day」。
この曲での一体感は、「なんだ?!」と思わず毎回びっくりさせ
られる。   会場がひとつになって、感動的な最後。
そして1stの名曲「DIARY」で、フロアー大揺れ!
しかしこの曲でメンバーはまた退場してしまった。
もちろんこれでは終わらせられない!


3度目の「ヘイト」コール!    そして登場した高木さんは、
「復活した時に作った、HATE HONEYの旗。  あいつが全て
見てて、あいつが全て知ってたんだ。  HATE HONEYに感謝」と。
そして最後の最後は「The Last Resending teethrash」。 
ラストアルバムの重要なバラード。   これでほんとのほんとに
HATE HONEY終了。  あまりにもいろんな事が有りすぎた
10年間に幕が閉じられた。


LIVEが終わってフロアーを見渡すと、泣いている人よりも、
「ありがとう!」と叫ぶ人たちのほうが圧倒的に多かった。
BANDの潔い最後への、精一杯の応え方。
実際、自分もそんな気持ちだった。   ここまで鮮やかな
ラストなら、もう「ありがとう」と言うしかない。
そういえば、3回のアンコールの内のどこかで、たくさんの
ファンの人がひとことを書き記した、大きな『HATE HONEY
フラッグ』が渡されていた。    照れくさそうに受け取りながら、
それを背中にひっかけ、背負うようにして歌っていた高木さん
の姿が、HATE HONEYというBANDの全てだろう。
すばらしい曲を、LIVEを、生き様を、ありがとうございました。
音源はずっと聴き続けていきます!


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