| 2005年05月31日(火) |
DRUM:KAN 「レコ発TOUR FINAL」 @原宿アストロホール |
DRUM:KAN 「 “SAVE THE WORLD” レコ発TOUR FINAL 」 W : LAST ALLIANCE / Journal Spy Effort TRIBAL CHAIR ( 順不明 )
この日はDRUM:KANの「SAVE THE WORLD」レコ発 ツアーFINAL! 外人さんBANDのツアーではない、DRUM:KAN単独のツアーは ほんと久しぶりで、レコ発だからトリだろうと楽しみに! 残業も「トリだから大丈夫♪ Journalさんはちょっと 見たかったけどなぁ」なんて思いながらこなして原宿へ。 アストロホールの中に入るとたぶん「LAST ALLIANCE」が ちょうど終わるぐらいで。(メンバーの顔が分からないなのであやふや) そしてトリのDRUM:KANがセッティングを始めた。
そして「DRUM:KAN」LIVEスタート! と、思いきや、 ドラムが小島さんではない! ええっ?! でも小島さんは仕事が忙しいのか、地方LIVEはサポートドラマー でこなすことが多かったらしいので、「とうとう東京のLIVEも サポートに頼むぐらい忙しくなっちゃったのかなー?」ぐらいに 思っていた。 そしてLIVEは、NEW ALBUM「SAVE THE WORLD」の 「I promise you」から始まった。 完全に“DRUM:KAN”ワールド の曲だ! 英詞だけど、繊細で叙情的で雄大な音! いつもの爆音はちょっと抑え気味に感じたが、それでもやはりいい! そして更に「I believe」と続き、しみじみ「SAVE THE WORLD」の世界を堪能する。 1回目のMCでは、この日出演のBANDにお礼を言ったり、ツアー の感想などを。 移動中はボウイを聴いてたりしたって(笑) やっぱりこの世代の人たちはボウイを通っているんだなぁ。 そして「そんなボウイに影響を受けて作った曲を(笑)」という ことで(笑)「Shame on you」。 全然違うじゃん!(笑) 後半、ツガハラさんお得意の“泣き叫ぶような絶叫の歌声”が入る 哀しいメロの曲。 そしてもう1度MC。 今回のアルバムタイトルはめちゃくちゃ 大それているいるが、オーストラリアツアー・アメリカツアーと 行ってきて、その後レコーディングしたと。 海外ツアーで いろいろ影響受けたんだろうなぁ。 元々雄大なイメージの 音の曲が多かったが、このアルバムはほんとに“大地”を感じるし。 そしてアルバムタイトルにも引用されてる「Who save the world」を。 曲調がすごく切なく哀しいので、きっと この世界を憂いている曲なのだろう。 ヒラオさんの繊細な ギターメロが響き渡った。 そしてこのアルバムにはめずらしく、ちょっと明るい曲調の 「Do you know」。 この音の力強さ! やっぱり私は この路線が一番好きだなー! ドラムが最高にかっこいい曲。 ああ、小島さんのドラムで聴きたかった! そしてまさかの日本語詞の古い曲「MARY」!! これには びっくり!! ここまでずっとNEWアルバムの曲ばかり だったのに、いきなり古いこの曲とは! でも大好きな曲 だったので、すごくすごくうれしかった! 更にかなり激しい曲「Do you know」の後だったので 違和感もなかったし。 そして最後のMC。 後2曲だということと、物販の宣伝や 今日のお礼の後、ツガハラさんが信じられない話をし始めた。 まず、今日のドラムは元hap cercleのジュンペイくんだと。 DRUM:KANの元ギタリスト、アマノさんがやっていたBANDの人か。 なるほど。 とてもなじんでいた。 ところがその後、「もうすでにご存知の方もいるかと思いますが、 小島ナオキが、DRUM:KANを脱退しました。」と。 ええっ?! ほんとはHP等でちゃんとお知らせしなければならなかっただろうが、 ツアーが迫っていて、すぐにでもジュンペイくんと練習に入らな ければならなかったので・・・と。 そして「小島とはすごーく 長くやってきて。 すごく感謝しています」「この場を借りて お礼を言いたいと思います。 ありがとうございました」と。 そしてNEWアルバムラストの、優しいミディアムテンポの曲 「I can feel you」を。 もうなんだか私はびっくりして足元がガクガクして、この曲は 正直ちゃんと耳に入らなかった。 しかもこんな、小島さんに 捧げるような優しく哀しい曲・・・。 辛すぎる。 脱退のことを話している時のツガハラさんは気丈に笑顔を 作っているようだったが、メンバーチェンジが多かったこのBAND で唯一ずっと一緒にやってたメンバー。 絶対一番辛いはず。 しかし最後にもう1度、次回ツアーなどの告知やスタッフにお礼を 言ってから、ラスト「Away」。 ただでさえ胸に痛いツガハラ さんの、悲痛なほどの♪Away♪という絶叫が、響いて響いて 仕方なかった・・・。 アンコールは皮肉にも、私がDRUM:KANを好きになった きっかけの曲「something」。 しかし頭の中では 小島さんが叩くPVが浮かび、足元はフワフワして、しっかりと 聴くことは出来なかった。
LIVE後は重い足をひきずる感覚で帰宅。 しかしその後ずっと小島さんの脱退を正式に知らせることはなく、 HPでもプロフィールはそのまま・・・。 なんとなく、 脱退を事実として認めたくないツガハラさんの気持ちを感じる。 そして私はその後、まだDRUM:KANのLIVEを見ていない。 それはたまたま日本でのLIVEが少なかったり、そのわずかな LIVEに日程が合わなかったりという理由なのだが、 なんとなく見るのが怖いという気持ちもある。 しかしメンバー自身がきちんと出した結論だ。 こちらも しっかり受け止めて、次回のLIVEを見ようと思う。
小島さん、あの繊細だけど力強いドラミングが大好きでした。 お疲れ様でした。 すばらしい演奏をありがとうございました。
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