| 2005年01月10日(月) |
ROSSO / MO’SOME TONEBENDER @横浜BLITZ |
「 HEAL NIIGATA 中越地震ミュージック・ベネフィット 」 1 : MO’SOME TONEBENDER 2 : audio active 3 : THE BACK HORN 4 : ROSSO 5 : BUFFALO DAUGHTER 6 : UA 7 : くるり
「いつもお世話になっている苗場を擁する新潟県のために」という ことで、FUJI ROCKのイベンターSMASHが企画した、全国 で行われる中越地震ベネフィットLIVE。 企画が発表された時点から、「どうやら大物が続々出るらしい」と 噂になり、チェックしてたらROSSOが! しかもOPEN間もない 横浜BLITZ! ちょうど行ってみたかった! なのでプレリザーブで応募したら見事当選! やった!! 少しでもお役に立つなら、少々高い値段のチケット(¥4200)でも 文句は無い! まあ、値段に見合ったすごいメンツでもあったしね。 ちなみにこのイベントでSOLD OUTしたのはこの横浜だけ だったみたい。 一番人気だったのか。 ということで当日は、他の会場をあきらめてくれた(笑)yukaちゃん と会場待ち合わせ。 「横浜駅から歩くほうが近い」と教わった のに見事に迷子(涙) 延々遠回りしてやっと着いた・・・。 横浜BLITZはみなとみらい地区でもかなりはじっこの、まだ 開発中の空き地ばかりのところにドーンと建ってて、これだったら 1Fでも大きな音が出し放題だな、と(笑) 中に入ると予想外に狭いくて細いロビー。 うーん・・・。 先に着いた私がとりあえずロッカーに荷物を入れてる間にyuka ちゃんも到着。 合流していざフロアーへ。 フロアーはやっぱり赤坂BLITZを思い出させる作り。 でもやっぱりこういう天井高いでっかい会場はいいな。
まずはフジロック中継でもおなじみのブライアンがMCとして 登場し、フジロック主催のヒダカ氏を紹介。 今日のイベントの趣旨を説明し、参加してくれたアーティストに 御礼と、「そしてみなさん、チケットを買って来てくれたみなさんが 一番大事なんです!」と。 初めてお顔を拝見したが、かなり アツイ人だった。 更には湯沢町の町長さんも登場し、ひとこと(笑)。 いわゆる「ロックだぜ! イェーイ!」的な挨拶でほのぼのとさせて くれたあとに、「若い皆さんに一番お願いしたいのは、とにかく観光で 新潟を訪れて欲しいということ」だそうで。 地震で二次的打撃 を受けている新潟の観光をぜひ盛り上げて欲しいと。 スキー・ スノボをしない自分では、温泉に行くしかないかな? とにかくいろんな意味で、新潟、がんばってる!!
そしてTOPで私の2番目のおめあて「MO’SOME TONEBENDER」 登場!!(このイベントはスケジュールが公表されてた) ソデ切りTシャツを期待していた武井さんは意外にも深紅のシルク っぽいシャツで、ダンディーver.! かっこええ!!(笑) そしてその武井さんの「Ladies & Gentlemen! We are MO’SOME TONEBENDER!」という雄叫びと共に、爆音の 「DUM DUM PARTY」からスタート! ♪終わーりーの 始まりー♪と絶叫する百々さんの姿に酔いしれる。 ほんとに美しい男の人の絶叫姿は美しい。 絶叫マニアには たまりません!(笑) この曲は途中とてもゆっくりとした幻想的なスローバラードになり、 またハードな激しい曲調に戻るおもしろい曲だが、そんなに何回も LIVEを見ているわけではない私も聞き覚えがあるぐらい だから、LIVE定番なのかもしれない。 スローバラードの時には百々さんの声も甘い優しいトーンになり、 広いBLITZの天井に響き渡った。 そして「GREEN&GOLD」。 これ、私がクアトロLIVEの 時に聴いて一番印象に残った曲! ずっと百々さんの歌声にエコー (ディレイって言うの?)がかかって、幻想的ながらとてもエモー ショナル。 ぐわっと高揚感が出てくる! そしてなんと武井さんがベースを置き、トランペットを 持ち出して踊りだした!(笑) ピコピコした電子音で グルーヴ感のある、ダンスナンバーだ。 トランペットは、 間奏とかですごくアバンギャルドな感じで入ってきて、それ以外は 踊りまくり!(笑) 会場の前方に集結しているファンも 狂ったように踊っていた。 すごいなー! 続けてものすごいアップテンポの曲で、また百々さん大絶叫! いやー、もう体が勝手にリズムとっちゃうね! 更に3曲やってくれて、いつもの通りNO MCの(笑)、男気溢るる かっちょいいLIVE終了! しかしなぜか百々さんだけステージに残され、ブライアンが短く インタビュー。 今日はこういうこともするんだー。 フジロックの思い出は?という問いには、「うー・・・・。 酒が ウマイ!(笑)」だって(笑)
2番目「audio active」はインストということだけは 分っていたが、あんなおしゃれな宇宙的な感じとは知らず。 こういうイベントではちょっと浮いちゃってたかな?
3番目「THE BACK HORN」はすごい人気にビックリ。 でもちょっと自分の好きな感じではなかった。
そして4番目でいよいよ!「ROSSO」登場!! ものすごい歓声&声援で、異様な空気! やっぱ人気者だなぁ! 1曲目は、ウッドベースのようなベーステンポで始まる、暗くて ハードボイルドな(笑)曲。 チバが♪ボルサリーノ♪と絶叫する曲。 新曲らしい。 暗闇の港に黒いロングコートの男が歩いている所が 目に浮かぶような曲だった。 ミディアムテンポの8分近くの大作。 そして2曲目で大好きな「アウトサイダー」。 暴れ組は「待って ました!」とばかりに大暴れ。 曲中の歓声もものすごい! やっぱりアルバム発売日だった恵比寿よりも数段の盛り上がり度で、 みんなアルバム聞き込んできたな!という感じで。 チバの「ハロー」「行くよ」というひとことの後は、イントロがめちゃ めちゃかっこいい「サキソフォン・ベイビー」。 チバの絶叫も 絶好調!! そしてチバがしゃべるように言葉を叩きつける曲「WALL」。 ♪見えない壁なんてもう最初っからないのさ♪と歌詞にあったので、 この“WALL”ってのは“見えない壁”ってことらしい。 これも新曲。(タイトルは後から調べて判明) なんだかすごい迫力で胸に突き刺さる。 そしていよいよ新生ROSSO代表曲「1000のタンバリン」。 やっぱり会場の盛り上がりもこの曲がピーク。 華やかな曲 だもんね。 でも私はやっぱり「アウトサイダー」の方が 好きだけどなぁ。 最後はミディアムテンポで泣きの大絶叫の「さよならサリー」。 チバはタンバリンを持ち出して叩きながら歌う。 やっぱり タンバリンは手放せないのか(笑) 全体的にはイマイ氏が恵比寿の時よりおとなしめだったので、 それはちょっと残念!(笑) そしてすごい人気を改めて実感。 新曲もどんどん出来てるみたいだし、短期間でBANDの雰囲気は またグッと固まった感じがしたので、2月のワンマンが 更に楽しみになったゾ!!
5番目で「BUFFALO DAUGHTER」。 まったくの初めてだったが、なんかメンバーに入れ替わりが あったようなことをMCで言っていた。 力強い音なのにおしゃれな曲・・・って感じだったかな?
6番目で「UA」。 UAはEZOで1回見たけど、あまりの 寒さに移動しながら聴いてたので(苦笑)、ちゃんと見るのは 今回が初めて。 あいかわらずの美声と、UAの声を最大限に生かすように 演奏される音。 すばらしいことは分かるが、やっぱり 自分の好きな感じの音楽ではなく。
7番目の「くるり」は、あまりに終了時間が遅くなりそうだった ので、始まる前から「途中で帰ろう」と決めていて。 私はくるりでは「ワンダーフォーゲル」が好きなので聴きたかったが、 こういう持ち時間が短いイベントではやらなそうだったし。 とりあえず始まったLIVEを見ていたら、「スケベな女の子」 って曲や「東京」など昔の曲が続いたので、「ああ、これは 絶対ワンダーフォーゲルはやらない」と思い、「東京」の途中で 退場。 そういえば岸田氏はメガネをかけてなかったなぁ。
もう21時を回ってたので、コンビニだけ寄って帰宅。 湘南新宿ラインともうまく接続しなくて、やっぱり帰りは結構 時間がかかった・・・。 ちなみにこのイベントは決算報告を全て公表するとのことで、 後日確認したところ、義援金は全会場合わせて総額¥29,257,251 だったそうで。 全会場の総入場者数は6,451名。 1人あたりの義援金は¥4,535。 うわ!チケット代を 上回ったんだ! すごいな! (会場ではもちろん募金も やってたし、物販の収入も一部義援金になったらしい) 少しでも復興に役立ててもらえればうれしいなと思いつつ、 本当に困っている人たちに行き渡るのかな?との不安もありつつ。 とにかく、新潟の被災者の方々には、人間のド根性でがんばって 欲しいです。 私なんかが言えることではないけれど。
|