★ LIVE DIARY ★

2004年10月02日(土) The Wells 「 再結成LIVE 」  @渋谷CHELSEA HOTEL

「 in the city TOKYO 2004
   “ トランジスターへおいでよ!” 〜 The Wells再結成!! 〜 」

W : 恋々蝶々(鈴木ちえ・吹雪ユキエ・いずな) / THE GRAND OVER
( 順不明 )
DJ : 沼倉隆史 (tae)



「The Wells 再結成LIVE」
いやあ、びっくりした!びっくりした!ド肝抜かれた!!
あの渋谷中のLIVEハウスが参加するイベント「in the city」の
レーベルナイトにトランジスターレコードナイトがエントリーし、
しかも看板BANDだったThe Wellsが再結成LIVEをすると言う!
解散から11年だって!!
「なんでまた?」とも思ったが、坂巻さんのblogに、Wellsと
同世代BANDの元マッドギャングのVo.さんが先日お亡くなりになられて、
「BANDは出来る時にやっておいたほうがいいよ」と共通の知人に
言われた・・・等ということが書いてあり、それもきっかけのひとつ
だったのかもしれない。
また、「一夜限りの」とはどこにも書いてなかったけど、現在のメンバー
さんの状況や、坂巻さんがtaeで活動してることを考えれば、絶対
1回限りに違いない!と思って。
私はWellsが活躍してる時はまだ幼い貧乏学生だったから(笑)、
今ほどしょっちゅうLIVEに行けるわけもなく、Wellsは音源を
聴くのみだった。
「現役当時も1度も見れなかったWellsのLIVEが見れる!」
ということで、もちろん参加することに!
そしたら直前になって沼倉くんがDJをやることになったと(笑)。
しかし当日は他の出演BANDが全然知らないので、買い物もあり、
Wellsの時間を予想して行ったら、なんと階段長蛇の列!!
結果的にBAND予約の人の列だったけど、階段の上のほうでは
そんなことも分からず、ぴあチケット持ってた自分もずっと並んで
待ってしまった。   しかもやっと受付にたどりつくと、中から
名曲「ぼくらのうた」が聴こえてくるではないかっ!!!(号泣)
大慌てでドリンク代を払ってフロアーの中に入った!!


超満員のフロアーに無理矢理入ると、ちょうど「ぼくらのうた」が
終ったところで(涙)
しかし、ステージの上にいるのは紛れもなく「The Wells」!
人で全然見えないので、なんとか割り込んでいってドリンクカウンター
の前辺りまではなんとかたどりついた(苦笑)
しかし、ものすごい人・人・人!!!   みんな待ってたんだなぁ。
Vo.馬越くんはほぼ丸刈りでニコニコしていて、かなり痩せているけど
貫禄十分!(笑)  もはや「馬越さん」と呼ばないと失礼なぐらい(笑)
G.土山さんはそんなに雰囲気が変わってない気がした。
若いなぁ(笑)  でも衣装が当時のまんまの感じ(笑)
Ba.坂巻さんは毎月1回はお顔を拝見してるので(笑)
でもtaeの時とは違って、すごくはしゃいでる感じ!
ここでは「アニキ」でも最年長でもないもんね(笑)
声援も「ススムー!」と呼び捨てなので私には新鮮!(笑)
でもDr.お兄ちゃん(坂巻さんのお兄さん)だけは、ほぼ顔が
見えなかった・・・。  とにかく大混雑で!
そして前半は「へんな惑星」や「ロボット」「ひとりぼっち」など、
名曲が続く。  超・切ないメロの応酬!!
私はとりあえず、馬越さんの声が当時の音源とまったく変わらない、
あの「普通に歌っていても泣き叫んでいるような、独特のハスキー
ボイス」であることにとにかく驚く!  すごい!!
そして会場の熱気のすごさ!   とても再結成LIVEとは思えない!
馬越さんは、「あー、11年前が昨日のようですねぇ(笑)」
「みなさん乳は垂れましたか?(笑)  ケツは下がりましたか?(笑)
頭、禿げましたか?(笑)」とうれしそうに(笑)
会場も「イエーッ!(笑)」と大歓声で応えてた(笑)
中盤は「丘の上で」「Happy Man」など、ぐっと聴かせる曲を。
生「Happy Man」にはやっぱり激・感動!
なんでこんな切ないメロディーばかり出てくるんだ?!
また、なんと新曲をやってくれちゃったり、「これから始まるかも
しれないぞ! Wellsが(笑)」など思わせぶりな発言をしたりして、
思わず驚きの大歓声が!  マジで〜?!  いや、これは冗談だった
みたいだが(笑)   でも新曲にはほんとに驚き!
しかもミディアムテンポの哀しく切なくシブい曲で、長編の大作だった。
ビートルズのカヴァー「TWIST&SHOUT」を、超ハイテンションVer.
でやって(笑)土山さんが歌ったりしてから、いよいよ後半。
(ちなみに土山さんはやっぱり腕ぐるぐる回し弾きで 笑)
軽快なダンスナンバー「3−3−5−0 Everynight」では、踊り
まくる人、サビでお決まりらしい手振りをするお姉さんたち(笑)、など
大盛り上がり!!  楽しい!
何曲か激しい曲が続いて、馬越さんは「絶対俺らのほうが疲れてる!(笑)」
って断言してたし(笑)
そして代表曲「1960‘S GUN」!  イントロの馬越さんの
ハーモニカのメロで大歓声!!  いや、ほんとにすごかった!!
そしてやはりこの曲もお決まりの手振りがあるらしく(笑)、前のほうの
お姉さんたちが一斉に指をぐるぐると回して。
なんか、ブルーハーツとかはとにかくPOGOダンス!って感じだけど、
Wellsは「踊れるBAND」なんだよね。  みんなすごい楽しそう!
イノマー氏のライナーノーツにも、「WellsのLIVEで踊っている
女の子たちが大好きだった」って書いてあったし。
後半のテンポが落ちて半アカペラで歌うとこでは、みんなで大合唱!
とにかく圧巻だった。  感動的だった!
本編最後はPOPな「Like a working Machine」でまたまた
大盛り上がりで終了!   間奏では、各人すごい技をいっぱい
見せてくれたゾ!!


もちろん、もちろんのアンコールは何かの洋楽のカヴァーから!
(洋楽ほんと無知ですみません・・・)
坂巻さんは初代のtae Tを着て登場だ!(笑)
そして「スローガン」「そんなことできない」で、再結成LIVE終了。
ステージの上も、フロアーのいっぱいの顔も、みんな笑顔だった!!
すばらしい、貴重な貴重なLIVEをこの目で見れて、本当に
大感動だった!  ありがとうございました!


LIVE後は見に来ていたよしみさんとちょろっと話して、「ぼくらの
うた」が1曲目だったと確認。  聞き逃したのはこの1曲だけか!
じゃあ「STOP WASTIN’ OUR TIME」はやんなかったんだ。
私が一番好きな曲だったので聴きたかったんだけどなぁ!
そして感動を引きずったまま帰宅。
もちろん家に帰ってまず「STOP WASTIN’ OUR TIME」を
聴いたのは言うまでもない(笑)
(ちなみに沼倉氏は、後のtaeのHPのDIARYで、「持って行った
Wellsのレコードのジャケットに、メンバー全員のサインをもらった」
と書いていたゾ。  うらやましい! 笑)


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