★ LIVE DIARY ★

2004年08月28日(土) 54−71  @渋谷O−nest

some of us presents 「 refine vol.10
               〜 RAINER MARIA JAPAN TOUR 〜 」
1 : 54−71        2 : JOURNAL SPY EFFORT
3 : RAINER MARIA (U.S.A)



scumさん脱退後の54の初LIVE。
結局新しいメンバーは入っていないということだけ、なんとなく
伝わってきたが、それ以外の情報はなし。
さていったいどんな風になっているのか?
ちなみに初期の54は佐藤さんが脱退・再加入を何度か繰り返して
いたらしく、その時はscumさんが歌ったりいろいろ工夫をこらして
3人でやってたらしい。
そのことを考えれば、今回のこともメンバーさんたちにとっては
そんなに大きな出来事でもなかったのかもしれない。
ちなみに対バンは外人さんBANDで、このBANDの来日ツアー
らしい。  some of usが企画してるのだから、きっと普通の
BANDではないハズ(笑)
そして最後に決まったもう1つがなんと「JOURNAL SPY
EFFORT」さん!   この翌日見に行くLIVEをユウさんと
共同企画してるBANDさん。  この日が初めてLIVEを見るのだが、
まさかいきなり2日連続になろうとは(笑)
そして当日は54メイニアのころちんと行く予定だったのだが、
ころちんに急用が入り、とりあえず1人でかけつけた。
54がTOPとのことだったので、大急ぎ!
ギリギリに到着して慌ててフロアーに降りると、ステージには
向かって右手にきっちりとキーボードがセッティングされていて。
なんとなく、ちょっとは予想していたが、そうきたか!
そして前方ににじりよると、CHOさんや知ってる顔がチラホラ
最前列に見えて。  でももはやそこまでは行けなかったので、
5・6列目で登場を待った。


登場した「54−71」の3人は、boboさんは向かって左、リーダー
は中央(もちろん後ろ向き)という定位置に。  そして佐藤さんが
キーボードの前に座った。
そして始まった1曲目は知らない曲。  新曲だ。
リーダーのベースラインは独特のあの感じだが、そこにちょっと
不思議な音階のキーボードの音が加わる曲。
boboさんの規則正しいドラミングも変わらない。
そしてちょうど1コーラス目らしきもの(笑)が終った時に佐藤さん
がすっと立ってキーボードの脇に立ち、踊った!  舞った!
「おおっ!」と思った瞬間、また座ってキーボードを弾き始める。
ものの15秒ぐらいだっただろうか?   結局その後佐藤さん
は座りっぱなしだった・・・。
正直「弾きながら歌うのかな?」とも思ったが、歌も一切無し。
2曲目は佐藤さんのキーボードが異様に明るくPOPなテンポで、
ちょっとくすぐったい感じだったが、その後どんどん変な風に
音を外していくメロで、ものっすごいキモチワルイ感覚になる曲
だった(苦笑)   なんというか、迷路の中ぐるぐる回される
ような気持ち悪さ。(実際そんな体験したことはないけど)
やっぱり54は、インスト曲でも絶対普通では終わらないんだ。
3曲目でリーダーのベースラインが、あのヘビが地を這うような
暗く激しい感じになり、佐藤さんのキーボードのメロも、マイナーな
音階になって響き渡った。  これはいかにも54!
後半は佐藤さんのキーボードが狂ったような音を出していた。
4曲目はとてもメロウで叙情的な曲。  しかしもちろんマイナー
な音階。  暗く哀しげなキーボードの音が流れ。
これはかなり意外な曲調だった。
5曲目は物憂げな感じの、やはり暗いがどことなく柔らかい曲調の曲。
佐藤さんのキーボードのメロがとても切なく寂しく、すごくキレイ
な音だった。
そして静かに終了。  ドキドキしている間に終ってしまった。


54が終って、顔見知りのみなさんとお久しぶりの挨拶をしたり、
口々に感想を言ったりしていたら、ファンサイト管理人のturnerさん
が、もらったSET LISTを見せてくれて。
どうやらまだどの曲もタイトルはないようで、自分たちだけが分かる
ような暗号のような言葉が書いてあって(笑)
そしてドリンクをもらったりバタバタしているうちに次のLIVEが
始まった。


2番手、「JOURNAL SPY EFFORT」さんは、音はタワレコで
試聴したりして少し聴いていたけど、LIVEはお初。
なんかもっとすごい轟音で勢いで押す感じかと思っていたが、轟音
ではあるものの、すごく優雅な感じ。  え〜と、正直見た目は
そんな感じではないのだけど(失礼! 笑)。
そしてすごくダンサブルな感じの曲もあり、びっくり。
繊細な感じは音源から感じた通りだったけど、すごくセンスが
日本人離れしてる感じがした。  Vo.さんの声も。
そしてMCがおもしろいとの情報を得ていたのだけど(笑)、この日
ボソッと話したMCは、「明日もLIVEがあるんですが、明日は
ヨン様の誕生日だそうなんで、動員に影響がないか心配です」
というもの(笑)  ボソボソ真面目に話すもんだから、すごくヘンな
空気が流れて、自分的にはすごくおもしろかった!(笑)
全体的にはちょっと硬い感じがしたので、明日の仲間が多い
リラックスしてるであろうLIVEも楽しみにしよう。


ここでトリの外人さんBANDの転換となったが、やっぱりそんなに
興味が無かった自分はここで退場。
何人かの方に挨拶をしてから、へんなでっかい船型のオブジェが
あるロビーを通り抜けて(笑)、外へ。(あれはなんだったんだ?!)
帰りながらも、もう一度今日の54のLIVEを思い出していたが、
やっぱり音楽でも“歌”が一番好きな自分は、佐藤さんの歌が無い
のはさみしい限り。  正直ギターの音がしないことより、こっちの
方のショックが大きくて自分でもびっくり。
でもリズム隊の独特の雰囲気は前のまんまで、それは「やっぱり
54なんだなぁ」とも思うところで。
ひとことで言うと「そう来たか!」という感じのLIVEだったが、
とにかく54メイニアのころちんと一緒に見たい!そして感想を
言い合いたい!と思ったLIVEだった。


※ その後の名古屋でのいきなりのワンマンでは、昔の曲も演奏したり、
  歌もあったりしたようで、どうやらまだ方向性は決まってない
  らしい。  まだまだ要チェックだ!


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