ＲＵＭＴＡＧ　ｐｒｅｓｅｎｔｓ
　　　　　　「　ｗａｉｔｉｎｇ　ｏｎ　ｍｙ　ｆｒｉｅｎｄ　〜　友を待つ　〜　ｖｏｌ．１２　」
１　：　キウイロ−ル　　　　　　２　：　５４−７１　　　　　　３　：　ＲＵＭＴＡＧ


★　ＲＵＭＴＡＧ　　ＳＥＴ　ＬＩＳＴ　★
１　：　Ｗｈａｔ’ｓ　Ｇｏｉｎ’　Ｏｎ　　　　　　２　：　（タイトル未定）
３　：　あの丘の向こう　　　　　　４　：　ｙｏｕｒｓｅｌｆ　ｍｙｓｅｌｆ　　　　　　５　：　ｗａｖｅｒ
６　：　レーサー　　　　　　　　　　７　：　カーブ　　　　　　　　　　　　　８　：　（新曲）
９　：　ＰＵＬＬ


ＲＵＭＴＡＧ企画「友待つ」に５４が出る！！・・・最初聞いた時はほんとに
うれしくて、すっごいワクワクして待っていたのに。
ただでさえ楽しみな「友待つ」なのに、久しぶり（東京では２年ぶり！）の
対バンで。　　５４仲間のみなさんともワイワイ見れるし、ほんとに
ほんとに楽しみだった。
・・・しかし、あまりにもあっさりとした方法で知らされた、５４−７１の
Ｇ．スカムさんの脱退。
脱退とか解散とかがまったく想像出来ないＢＡＮＤだったからものすごく
びっくりしたし、ラストＬＩＶＥが「友待つ」だという事実にも困惑して。
一応ＲＵＭＴＡＧ企画だからラストはＲＵＭＴＡＧ。　　つまり、スカムさんの
ラストＬＩＶＥの後にＲＵＭＴＡＧのＬＩＶＥを見なければならない。
何度かそういう場面（アポロチームのラストＬＩＶＥ＠ＳＯＦＴ　ＴＯＵＣＨ企画や
ＲＥＭＩＮＤのラストＬＩＶＥ＠ｌｏｃｏｆｒａｎｋ企画）に出くわしている自分は、
そのなんとも言えない複雑な雰囲気も予想出来て、複雑な思いだった。
そして何より直前まで脱退が信じられなかったし・・・。
５４の熱烈ファンのころちんも、当初は仕事で間に合わないとあきらめて
いたが、「ちょっとだけでも可能性があるなら」とチケットを買って、
「とにかくＳＨＥＬＴＥＲには行く」ということになり・・・。
なんとなくバタバタしている間に当日になってしまった。
自分はＳＨＥＬＴＥＲ売りの２番のチケットを持っていたので、最前列に
行く気満々だったのだが、急な残業で開演１５分ぐらい前に会場に着いて。
慌てて中に入って前の方に行ったら、最前列には５４仲間のみなさんが！
会うのも久しぶりだったのに、挨拶もそこそこにみんななんとなくソワソワ
しながら開演を待っていた。　　私は３列目ぐらいに行くのが精一杯。
そして開演。


１つ目は「キウイロール」。　　　北海道出身のＢＡＮＤで、私が好きな
ｂｕｆｆｅｒｉｎｓとは古くから仲良しらしい。　　　そして５４仲間では
ＣＨＯさんがイチ押しで。
自分はｂｕｆｆｅｒｉｎｓ＠東京ＬＩＶＥの時に途中から見たことしか
なかったが、一応２度目のＬＩＶＥ。
近くで見るとＶｏ．さんがすごくでっかくてびっくり！！
“計算されつくした不協和音”という感じの曲調はやっぱりちょっと苦手
なのだけれど、この日のＬＩＶＥはなんかメンバーの発する気合いというか
パワーというかに押され、圧倒された。　　すばらしかった。
そして最後に演奏された新曲という「ｗｈｉｔｅ」という曲だけは他の曲
と全然違う趣で、すごく優しいゆったりとしたバラードで。
この曲はすなおに「いい曲だなぁ」と思ったなー。


そしていよいよ５４の出番。　　予想通り後ろからどっと押されて、瞬時に
朝の通勤ラッシュ時の中央線状態に。
５４では慣れっこだったので、なんとか我慢してたらセッティングをしに
メンバー登場。　　　最初に出てきたのはなんとスカムさんで、例の赤い
スケートスーツで！（苦笑）　　　会場からは「最後までそれかよ（笑）」と
いった感じの笑いが起きる。　　もちろん自分も。
笑いながらも緊張したまま、みんなでセッティングを見守った。


なんとも言えない緊迫感の中始まった「５４−７１」のＬＩＶＥ。
スカムさんのラストＬＩＶＥ。
１曲目が始まった時点で、音のバランスが昔の、自分が見始めた頃の
バランスになっていることを感じてそれだけで感動！
佐藤さんはいつも以上に前に出て来て、ものすごいアピールをしてるし、
スカムさんは最後にサービスなのか、めずらしく中央に出てきたり
してくれた。　　最前列のカメラへのサービス？（笑）
正確過ぎるぐらいのリズム隊の２人は、ある意味いつも通りの渾身の
演奏をしていたが、やはりいつもとは何かが違う。
なんだか私は現実感が無くてぼーっとしてしまったが、それでも
「せっかくスカムさん前を陣取れたのだから！」と思い直し、スカムさん
のギターを弾く手元を中心的に見て。
「ｇａｌａｘｙ」ではいつも以上にプカプカ言ってたなぁ。
そして「ｗｈａｔ　ｃｏｌｏｒ」のイントロのギターは、すごく音が大きく
聴こえたなぁ。　　しかも久しぶりに“スカムさん　生声大絶叫コーラス”
だったし！
この辺から、それまで緊張感を持って見ていた客席側もイッキに
熱くなって盛り上がって。
「ｃｅｌｌｉｎｇ」ではとうとう爆発した感じ！！
間奏のあの狂いまくったギターの音もＬＩＶＥではこれが最後！と
思うとなんとも言えない。
「ｌｉｆｅ」はものすごい鬼気迫る迫力で！　　また、やはりこの曲に
思い入れがある人が多いようで、ここで涙ぐんでる人も・・・。
私はなんだかその凄さにぞっとした。
最後はやっぱりの「ｒｅｖｅａｌ」。　　　ギターが狂い泣きの悲鳴を
あげて。　　　ただ、ただ、酔いしれた。
最後は、たとえラストＬＩＶＥでも、スカムさんはスカムさんらしく
「ありがとうございました」とひとことだけ。
でもひとことでもマイクでしゃべるってのは、有り得ないことだった
から・・・。　　最後の最後のファンサービスだったんだろう。
スカムさん、本当にお疲れ様でした。　　脱退の詳細は分からないけど、
ぜひ新しい活動をしてくれることを期待しています！
そして「新生５４−７１」がどんな風になるのか、こちらは楽しみに
待ちたいと思う！！


５４が終わって５４仲間の他のみなさんも発見！　　ころちんも発見！
でもころちんは最後の最後しか間に合わなかったらしく・・・。
ほんとにほんとに残念だったね。
泣いている人・笑顔の人、様々だった。
そして私は「頭を切り替えなきゃ！切り替えなきゃ！」と転換中に大焦りで、
いつも以上にしゃべってたと思う（苦笑）
いろいろ５４の感想を言い合いながら、トリのＲＵＭＴＡＧを待って。


そしていよいよ「ＲＵＭＴＡＧ」登場！！
しょっぱな、諸富さんが、「えーではＲＵＭＴＡＧです。　さあ行きますか！」
と言って明るく「Ｗｈａｔ’ｓ　Ｇｏｉｎ’　Ｏｎ」が始まった瞬間、
そこは「ＲＵＭＴＡＧの世界」に変わった！
連続で爽やかなタイトル未定の曲。　　幻想的な世界が広がる。
体に音が沁み込んでいくようで気持ちいい。
３曲目に暗い曲調なのにテンポがよい新曲「あの丘の向こう」。
これは歌詞がすごい。　　♪あの子が望むのなら　僕はこの身を投げる♪
早く歌詞全体を読んでみたい曲だ。　　そしてエサキさんの踊る
ベースラインがとにかくすばらしい。
そして久しぶりの「ｙｏｕｒｓｅｌｆ　ｍｙｓｅｌｆ」。
なんて心がほっこりする曲だろう。　　いい曲だ〜。
更に名バラード「ｗａｖｅｒ」。　　　久しぶりだったのでいつも以上に
心に響いた。　　改めてすばらしい曲。
この日のＲＵＭＴＡＧは、心が洗われるようなキレイなメロディーの曲
の連続で、ちょっとめずらしかったかも。
４曲やってやっと１回目のＭＣだ。　　５４とキウイロールのことを
話して、最後にぼそっと「うれしいなあ」って。
中盤は最近のＬＩＶＥの定番「レーサー」と「カーブ」のコンビ。
ほんとに必ず連続で演奏されるなぁ（笑）
エサキさんがまたまた踊りまくっていた。
２回目のＭＣではエサキさんが、「なんかみんな汗かいてて。　　Ｔシャツ
買ったほうがいいんじゃないの？（笑）」ってＮＥＷ　Ｔシャツをアピール（笑）
そしてなんとこの日初披露の新曲を！　　ミディアムテンポで、ＲＵＭＴＡＧ
お得意の粘るリズム。　　ちょっと悲しげなメロディーがたまらない。
まさか新曲が聴けるとは思ってなかったので、うれしかったなぁ！
最後は「また、やりたいＢＡＮＤとだけ、やるので！　　ぜひ来て下さい」
とひとこと挨拶を挟んでの「ＰＵＬＬ」！！　　橋本さんのドラム大爆発！！
やっぱりニンマリしながら見てしまった（笑）　　　ド迫力！　最高！！


もちろんアンコールが起こったが、時間が無かったのか、橋本さんが
１人で出て来て「どうもありがとうございました。　　次回！またぜひ
来て下さい」と言って去り、残念ながらアンコールは無し。
でもきっと大満足の演奏だったからっていうのもあるんだろうな。
お疲れ様でした！　　次回の「友待つ」も楽しみに待ってます！！


ＬＩＶＥ後はＳＨＬＴＥＲ前で、ギャルに取り囲まれている（笑）スカムさん
ところちんのふれあいタイム（笑）
よく考えれば、ＬＩＶＥ後にファンと一番しゃべってくれてたのはスカム
さんだったなぁ・・・。
最後にいろいろ楽しい話が出来てうれしかった！
そしてころちんとみやさんと、パスタを晩御飯にしてから帰宅。
ピザみたいにハーフ＆ハーフが出来るパスタで、もちろんみんな２種類
づつ頼んだぞ！（笑）　　そして私はめずらしくアルコール（と言っても
サングリア）を頼んじゃって、酔っ払った・・・。
この日はほんとヘンなテンションだったんで。　みやさん＆ころちん、
ごめんね！（苦笑）