バイトに行った。 バイトの帰りに古本屋で2時間も費やして帰ってきたら午後11時を過ぎていた。
ドアポストに何か紙が入っていた。 見てみると11月の始めにCATVの点検があるらしい。 都合の良い日程を書いてドアポストに挟んでくれと言う内容。
もしかして ひょっとしたら
そんな言葉が私の頭の中をかけめぐる。 馬鹿過ぎる。 もし会ったとしてもどうしようもないだろうに。 また以前と同じ事を繰り返すのか? 向こうが私のことを意図的に避けることもできるだろうし。 それ以前にちょうど私のところに担当になるような偶然があるわけない。
運命があるのなら、これまでの流れから考えるとありえない。
それでも それでも
少しだけでも期待しては駄目なのだろうか。 現実や意思とは逆に、妙に期待を寄せる自分がいてまた嫌になる。 やっぱり馬鹿だ。
|