しばらくずっと泣いていて。 翔はかなりこらえている様子でそんなに長い時間は泣いていなかった。 ただ、私ばかりが泣いていた。
私が悪いんだ 迷いが出てきたから駄目なんだ 私は周りを傷つけることしかできない
翔を離したくない
涙も少しずつ枯れてきて
ふと
もうこれで二度とキスできなくなるんやねぇ
呟いた。
・・・・・ もうみりあのことをぎゅうってできなくなるんやな
・・・・・やっぱりそんなん嫌や なぁ
やっぱり別れるのやめよう? 会う回数増やすから 俺も頑張るから
やっぱり嫌や ワガママかもしれへんけど俺はみりあを離したない
この言葉を待っていた自分が確かに自分の中にいた。 翔は私が離れたがっていることに気付いていたから それを引きとめるようなことは今までしなかった。
そんなだったから私は余計に悲しかった。 やっぱり私の態度が曖昧だから引きとめてもくれないのかと そんな風に思っていた。
私の本音は「翔と一緒にいたい」だったから
うん・・・やっぱりやめる・・・
あっさり覆ってしまった私の言葉。 いい加減なのも程がある気がするけど。 でも、「別れ」を前提にしていると少しだけ言いたいことが言えたような気がして。
今まで思っていた以上に言いたいことが言えていなかった自分に気付いた。 ちょっとだけでも翔が変わってくれるかなと期待を抱く。
これから少しだけでも私と翔の関係は変わっていくだろうか。 BBS設置しました。よかったらカキコしていってくださいね。
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