maya-mey's story
時の中で・・2003年1月今日から始まる物語 精神架空の物語の始まりです

2004年09月11日(土) 独り言

久しぶりにゆっくりとした1日だった
昨日まで時間に追われ走りまわったのがまるで嘘のように・・
新担当地区になって次第に広がってく顧客との繋がり・・
中間決算と言う事も逢って毎日チェックの入る実績・・
壁に張られた傍線グラフ・・12人の営業メンバーの実績ダービー・・
悲しい数字の世界だね。

ワースト1の寄せ集め地域を受け持つ事になった今回・・
スタートは同じなんだし・・せめて・・ベスト4へ・・
心の中で小さな目標・・こんな競争を何年繰り返しているのだろう・・

4年前・・
担当者のいない未開の滋賀を担当したのは・・冷たい吹雪の2月だった・・
凍える手を暖かい缶コーヒーで暖め歩いた日々・・
路に迷い泣きそうになりながら走った志賀の山里・・

思い出と共に・・
あの頃の日記は今回なくなるGAIAXのコミニティに消えていく・・
淋しさと切なさ・・たくさんの思い出を・・そっと・・消して行く・・
それは私の新しい始まり・・
過去の栄光・・過去のつながり・・そんな全てを消して行くのね・・

終りがあるから・・始まりがある・・
私の心の中で割り切れない葛藤が渦巻いていく・・
数字と言う冷たい生存競争の中で・・
新たなチャレンジを見つけなければ・・ふと思うそんな事。

私の愛した琵琶湖の風景・・好きだった・・
また・・やってくる・・ユリカモメの季節・・今年は逢えないんだね・・

淋しさと切なさが・・私の心にささやきかけるの・・
始まりは・・闇の中から・・と・・
そんな思いの中金曜は夕方から改装工事が入るとの事で
何時もより早めに会社を出たの
久しぶりに錦通りを歩いてみたよ。。

ざわめきと・・輝き・・
昔ながらの京の台所。。何も変わらないその風情に・・
歩く人々の笑顔が眩しくて・・元気になったよ・・
そう・・生きるための当たり前の試練・・弱音は駄目だよね・・

年老いた老婆の微笑みに・・
ふっと思うそんな事・・


囁くように寄り添って
幾年も生きてきた
そんな言の葉を伝え来る
優しい老婆の微笑が
疲れた私に元気をくれる
生きてこそ・・幸せ在りと
そっと・・聞こえる
焦っても・・行き着く港は
一つなんだよ。。
そう囁く秋風に・・
そっとうなずき・・微笑み返し
もう一度・・心に翼を・・
前を見て・・羽ばたく為に




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