maya-mey's story
時の中で・・2003年1月今日から始まる物語 精神架空の物語の始まりです

2002年07月26日(金) 想い出

久しぶりに書く日記。。幾日もさ迷っていたね私
ここに来て、スランプピークだった。。
乗りきれない仕事。。追い詰められるノルマ
毎朝の朝礼が苦痛になって。。
呆然とした私のうつろなまなざしは課長を見つめて
しまっていたようだ。。
意識の中に。。存在がなく、ただ。。見つめていた
「○○さん。。そんなに見つめられても困るんやけど」
そんな突然の言葉に。。はっと我に返った。
朝の朝礼は久しぶりに爆笑へ・・・
きょとんとした私の顔が。。なおさら場違いで。。
結構、可笑しかった。。
「どうしたん?」。。隣にたっていたMさんが尋ねる。
「うん。。おおきに。。どうしたんかなぁ・・」
「しっかりしてや。。○○さんらしくないぇ」
そう、、たしなめられて。。改めて自分に気合を入れる。
今日は金曜日。。せめて今日は笑顔で帰りたい。。
そんな気持ちが私を奮い立たせてくれた。。
何時もより、ハイペースに珍しく、朝からTelセールス
をしてみた。。断られて当たり前。。
開き直った私の声は。。元気に聞こえる。。
心なしか何時もチェックを入れはる課長も今日はご機嫌。
今日は。。投信1件。。目標・・
自分なりに渇を入れる。。10時半。。さぁ。。
気合を入れなおして、エンジン始動・・
今日も宜しく相棒! 答えるようにブルンと快適始動。
街は車で溢れていたよ。。なにわNO,姫路NO,他府県のNOが多い
やっぱり夏休みだね。。そんなことを感じながら。。
草津に向かった。。
空は青く晴れ渡りそよぐ風は。。もう。。夏の香り
空に浮かぶ白い雲が。。幼い日の記憶を呼び起こす。。
子供の頃の夏休み。。おばぁちゃんの家に預けられていたなぁ
何時も。。そうだった。。
夏になると伏見の旧家のおばぁちゃんの家では、鯖寿しを作る
此れがまた。。最高に美味しい。。
普通のおすし屋さんより。。もっと。。美味しい。。
代々受け継がれてきた、この鯖寿しは。。絶品。
今ごろになると。。あの味を思い出す。
明治生まれのおばぁちゃん。。
もう。。数年前に他界しはったけど。。
もう一度。。たべたいなぁ。。あの、鯖寿し。。
伏見の父の実家は、もと武士の家。。
桃山城お抱えの長刀使い。。隠し部屋には、
巻物や刀が有ったのを思い出す。。今は京都博物館に
保管されているらしい。。
そんな遺贈品の中に。。私の好きな横笛はあった。。
こっそり。。持ち出して。。勝手に拭いていたのを
今も思い出します。。澄んだ音色で。。子供心に感動して
いたように。。思うの。。今は、何処にあるのだろう?
おばぁちゃんは三味線も上手で。。良く聴かせてもらったの
今想えば。。子供の頃の父の実家は高級骨董品の宝庫だった
ようなきがする。。本鼈甲のくしや。。屏風絵。。刀置きや
象牙の根付・・想えば凄いなぁ。。うん
なんだかワクワクする。。。そんなことを思い出しながら
1時間ほど。。やっと草津のアポ先に到着。
1時間ほどで手続きも終り。。夏の空。。楽しみながら
今日のお仕事も終ったよ。。
それなりの成果の有った今日。。やっと、元気になったかな。
今日は。。もう帰ろう・・・
青い空に浮かぶ雲に感動しながら。。早めに帰ることに
今日は金曜日。。たまには自分の時間を楽しみたいよね。。
やっと。。自分に戻れた気がする。。
明日も素敵に輝けるかなぁ。。いいこと一杯有りますように

涙を拭いて。。さぁ。。
君の傍に有る想い出に。。故郷に
そっと・・心寄せてごらん
いつか見た。。想い出の日々が
優しくささやくよ
お帰り。。ここに・・と・・
忘れてしまった優しさも
あの日の感動も
どんなドラマより素敵で
微笑む笑顔が。。
懐かしい
もう一度。。帰ろう
幼い日の想い出に
きっと。。きっと
君の心にも。。暖かな優しさ
届けてくれるはずさ
こんな荒んだ。。世の中嫌だけど
前を向いて歩こう・・
想いでの風景が
きっと。。きっと。。
優しく囁くよ。。
君の心にも


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