maya-mey's story
時の中で・・2003年1月今日から始まる物語 精神架空の物語の始まりです

2002年04月28日(日) 在りし日の想い

おはようの目覚めは、テレビのスイッチオン。。
久し振りの連休に、ちょっとだらけた私の休日。
な〜んにもしたくな〜〜い!!..此れって実感。
入れたてのコーヒーをカップに注ぎ..
小さ目のクロワッサンを口にほおばる..
なんて小さな幸せ!だけど。。とても幸せ..(^-^)..
ソファに横たわり大きく背伸びをしてみたの
マンションの窓をオープンにして。。
爽やかな風が私の頬を撫でて行くの..
ベランダ越しにみえる。。霞んだ青空がやけに眩しい。。
ふわふわの羽毛クッションに顔をうずめ。。
静かに目を閉じてみた..
ふっと香るお気に入りの香水が..私の鼻を霞めて行った
慌しいはずの今朝の目覚めは..オアシスのよう。。
少し気取った朝に..おはよう..呟いてみたの..幸せ..

お昼過ぎに向かった写真展..素敵な風景に見入ってしまった。
背後から..「好きですか?写真」..
白髪の60歳くらいのおじさんが、声をかけてきはった。
「あっ..えぇ..観るだけですけどね」..辺り障りのない私の答え
「どれが気に入りましたか?」と、話しは続く..
朝もやに射し込む来光の耀き..ダークなシルエットの稲干。。
指した指先には..そんな風景の写真があった。。
「この写真が素敵です..空間の広がりや奥行きを感じます」と
テストの答えのような回答をした私..本当はもっと奥深く感じたけど
突然の出来事に..まじめな私(爆)..苦笑してしまう。。
そこから、始まった写真のお話、素人の私だけど..写真から感じる
事は出きるから..感じたままを素直に話す。。。
白髪のおじさん..何故か妙にご機嫌??なんでかなぁ?
感じ方が似ているらしい。。よくよく話しを聞くと..
なんと、主催者のお一人だった。。あらら。。そんな訳で息投合..
白髪のおじさんの所属するフォトクラブの写真展にも来て欲しいと..
不思議なご縁です。。しっかり名刺も渡されて..(^-^;)
逃げも、隠れもできません。。アハッ.. なんか、変な日。

夕方に高校時代のクラスメートから電話が入った。
「久し振り、どうしてたん?元気にしてる?」。。懐かしい聞きなれた
彼女の声。。もう、○○年以上も経つのに..時間はタイムスリップ..
あの、懐かしいテンポの会話が始まる..不思議な時間。
「なぁ。。maya。。何時同窓会するん?総幹事のあんたがしいひん
かったら。。何時までたっても。。できひんやん」。。おぉ〜グサッ!
何時も、心の何処かにあった..後ろめたさ..想いっきりパンチきたもんね。
「確かに..そうなんやけど。。うん、判った。あのなぁ、7日会わへん?」
と。。あらら。。言ってしまった。。唯一の振替休日の日..はぁ〜あかん。。
なんで、こうなるかなぁ?休日になると、何故か決まったように予定が
舞いこんでしまう..普段の行いのせい以外の何物でもないよね、まじ。。
と、言う事で我母校「京都一中洛北高校」同窓会会館にて、待ち合わせ。
久し振りの母校..偶には..良いかも..(^-^)

懐かしさに震えるこえも
時間の壁が..消えた時
思い出した空間に..嵌りこむ
若かりし心の砦のむこうから
初恋のほのかな香りを..思い出す
今はもういない..
あなたの面影..辿ってしまう
共に学んだ学び舎は..今もあるのに
あなたの影さえ..探せない..
在りし日のあなたと微笑んだ..あの中庭も
ともに語ったあの階段も..あの頃のまま
大人になって..出会ったあの日
月夜の晩に。。
二人で訪ねた倶楽部室..想い出だけが..
私の心を駆け巡る..
もう..2度とくるまいと..
心に誓った私なのに
あなたの面影は..今も..
私をこの場所に引き戻すのね。。
偶然の..なりゆき。。
あなたとするはずだった。。同窓会
今は..私一人で..
友の言葉に微笑みながら
在りし日の...あなたを想う..


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