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野球やサッカーの審判はよく「石ころと同じだ」などといわれます。
たとえ彼らにボールが当たってあらぬ方向へ飛んでいったとしても、選手と
してはそれは何もなかったことにしてプレーを続けなければならないのです。
それが自分たちに不利になるような方向に進んだとしても。
そんでもってこれからが本題なのですが、今日の昼の話です。
わたしのいる係では、通常の昼休み時(12時〜13時)にお客さんに応対
するため、日替わりで当番制を敷いていまして、その当番の人は、他の人と
ずれた昼休みを取る(13時〜14時)ということにしています。
今日、わたしがその当番日でして、13時になり、休憩室で昼食をとって
いました。
そこは、休憩室とはいっても、荷物とかパンフレットとか、仕事に使う書類が
普通に置いてありまして、当然他の人は勤務時間中ですから、荷物を取りに
来たりなんだりするわけです。
今日もご多分にもれず、入れ替わり立ち代わり人が入ってきまして、落ち着か
ないったらありゃしないんですが、もう4年近くそういう生活を続けていれば
そんなのも慣れっこです。
他の人も、そんな状況はある程度わかっているので、
「ゴメンね、食事中に」
などと気を使ってくれますが、
「イヤイヤ、気にしないで下さい。いないもんだと思ってもらえれば」
なんて余裕の表情で返します。
そんなとき、「野球とかの審判っていうのもこんな感じなのかなあ」と
場違いなことを思ってみたりもするわけです。
今日もある人とそんな会話を交わしまして、そんなことをふと考えていたら、
その人、部屋を出て行くとき、
電気消して行っちゃいました(泣)
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