lucky seventh
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2009年04月10日(金) |
冷たい桜と薄紅色のゆき。 |
春は生命が生まれるきせつ
春が来たら
また、 あおう。
春に降り立つ かみの玉座
ここは永遠に冬だ。
君はそういって笑った。 白い世界のなか、ふせたまつ毛に降る雪から見る君 そっと落ちては溶ける中、吐く息も真っ白な君だけが、クロだった。 まるで白い紙に一滴たらされた墨。
^桜舞い散る世界の中で 君は笑う。
桜が咲いたらまた会おう。
腕の中の君は全身を朱に染め、 君は笑う。
あぁ、ほら見て あの薄紅色の花びらを…
綺麗だね
それはどちらの声だっただろう?
春を知ってる? ここは永遠に冬だけど… いつかきっと世界に訪れる季節 終りがあれば始まる。 冬が終わり 春がおとずれ
そして、世界はめぐっていく。
朱に染まった君の視線のさき、微笑むその先に見えるのは… しろいゆき。
あぁ、綺麗だね。
君は笑う。
^だから、きっと また会えるよ。
ナナナ
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