耳鳴りおやじの日記
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2007年02月10日(土) 恥ずかしいこと

...天気が崩れたが、湿度が上がってうれしい...枯れた身体を潤す...

...修論発表会を見に行く...研究室の学生はとても素晴らしい発表だった...聴講した研究内容はすべてなかなかのものだったが、ちょっと気になることがあった...それは、原稿を読んで発表している学生が多いと言うことだ...

...実験で素晴らしい結果がでにくいことは、どの教員も良く知っている...だからせめて原稿を読まないで発表して欲しい...以前は学位を取得する知り合いもそんな発表をしていたが、基本的に恥ずかしいと思う...

...発表を聞いていたら、知り合いの先生とばったり出くわす...聞くとご年輩教員が定年前に辞めるのだという...

...理由はわからないが、知り合いが話すには最近の業績評価で自分より下の教員が教授になったりしたことがきっかけのようである...そしてその後の補充はないのだという...

...なんとなく、怒りがこみあげてきた....昇進できないのは自業自得である...しかし、今の時代、それでやめたら補充はないのだから残りの専任が担当しなくてはいけないわけだ...昇進できないのを人のせいにして最後は残りの教員に迷惑をかけて出ていくなんて...恥ずかしい...これでは簡単に退職する最近の若者と同じではないか!

...しかしまあ、確かなことは下手な小細工をせずに地道にやってきた教員が評価される時代になってきたということだ...しかし、それは当たり前だし、正常である...

...ひとまず、こつこつやろう...


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