耳鳴りおやじの日記
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2006年06月15日(木) 欲望を直視する

...考えるための会...考えるのはいいが、その先をどうするのか...大学が

”考える会で決めたことは基本的にやりなさい”ということになったら、すべての教員が集まるのになあ...

...どうも、最近、教育というお仕事を考えてしまう...そういう意味では、参加した会は考えさせられたが...

...国立H大学の先輩は”研究は趣味、授業はバイト”と言っているようだ...え?じゃあ、仕事は?ということになるが、おそらく、仕事は
”大学教授”なのだろう...

...しかし、多くの教員はそういう欲望を持っているのではないか?...研究を趣味にすら考えられない連中は論外にしても、研究だけとか、教育だけとか、そんな偏ったことはしたくないのではないか...

国民の税金とか、学生の授業料だとかぐちゃぐちゃ言うなら、授業というバイト代を安くすればいい...それでも趣味である研究ができるなら最高のお仕事と考えている連中はたくさんいるし、教員の給与は下げられないというなら事務員の給与を下げたらいい...そんなのは大学の勝手だ...

...師匠のS教授を見ていると”教育”は”教育者であること”ですべて満たされている気がする...授業を工夫せよとか、授業をたくさん持てとか、そんなのはかなりチープな要求である...

大学教員は自由に研究ができる特別な職であるということで、論文を書いて後生に知恵を残せればそれでいい気もする...

...大学院のころから、後輩に指導する経験をさせればいいんじゃないかなあ...人間関係も含めて良好で業績もでれば、それが評価につながるとか...

...はあ、難しい...


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