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■口達者娘。
2015年10月29日(木)
娘・R(12才)がまた同級生の女の子達4人で電車に乗って遊びに行っていた。

前回の時は大変だった。某遊園地に行くことになっていたのだけれども、ちゃんと間違えずに電車に乗れるだろうか心配してコッソリ尾行してったら案の定行き先が違う電車に乗るところだった。

まさか小学生とはいえ6年生だし、さらに4人もいれば誰かは分かるでしょ、と思いつつも一抹の不安がよぎったので追って行ったのは正解だった。3人寄れば文殊の知恵という言葉もあるが、小学生女子が4人集まってもうるさいだけなのであった。

で、今回はというと行き先が分岐しないし乗り換えもないし数駅先の終点まで行けばいいだけなので安心である。逆方向にさえ乗らなけらば大丈夫。ズッコケ4人組のことなので万が一逆方向に乗ってしまうという心配もなくはないが…。今回は尾行しないぞ!

というような話をRにしたら

「だいじょうぶだよ!」

とのことだったので電車のことはこれ以上は突っ込まず、他のことを話す。

「どれくらい遊んでくるの?」

「10時に集合して、夕方5時ぐらいに帰ってくるよ」

「え、そんなに長く?することあんの?」

お金も1,000円ぐらいしか持って行かないし、何をするんだと聞いてみたら

「女子はね、集まるといろいろしゃべることがたくさんあるの!」

とツンツンされてしまった。

あーはいはい、女子会ってやつですかー。で、結果としては本当に朝から夕方まで友達と楽しんで無事に帰って来た。

それから一週間ぐらい後の土曜日の夜。嫁はママさんバレーに行ってしまい、息子・タク(9才)もついて行ってしまったので、僕とRが先にご飯を食ねに行こうか、ということになった。

行く道すがら、Rに

「そういえば、今年の作品展はRは何を作るのかな?」

と聞いてみたら

「ひみつ」

つれない言葉。

「なんでよー」

「ゴハン食べてる時に教えてあげる」

「今教えてくれてもいいんじゃね?」

「だって、食べてる時にパパとしゃべるネタがないんだもん!」

ガーン。

なんと、女子同士では日が暮れるまで喋ることがあるのに、オヤジとしゃべることなんてないってか…。いつの間にそういう風に思われていたことよ…。まあ確かにないけど…。音楽を掛けた時や、新しいお菓子を食べようとする時は「なになに?」って寄ってくるくせにさ…。

順調に父離れしているということなのだろうか。昔はパパ大好き、けっこんしよ、なんて手紙をくれたりしてたのに。僕なんかちっとも乳離れしてないのにさ。昔も今も乳大好き、乳と結婚したいという気持ちは変わらない。

そういえば、胸の大きな女の子は父親を非常に大切にするという。

何故かと言うと、乳重い(父想い)。なんちて。

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