息子・タク(7才)が
「パパーみてー。Mちゃんにもらったー」
と、バレンタインチョコを僕に見せびらかす。Mちゃんとは、タクにラブレターをくれたクラスの女の子で、タクもまんざらではないらしく、わりとラブラブらしい。く、悔しくなんかないし。
「ちゃんとホワイトデーにお返しするんだぞ。Mちゃんを大切にしなさいよー」
いつまでもモテるなと思うなよ、今のお前は一発屋の芸人と同じだと思え、と教えたら
「ホワイトデーじゃないよ。もう返した。返したっていうかボクもおうちで作ったチョコあげたもん」
「お…おう、そうか、うーん」
「他に4個もらった」
「意外とモテるんだね、君…」
僕は唸ってしまった。男がチョコを手作りして女の子と交換するって凄いことだなあ、と。最早バレンタインデーというのは、男は「気にしないフリ男の子」とばかりに単にソワソワ待っていればいい、という時代じゃなくなっているのか。それぐらいマメじゃないと埋もれてしまうのだろうか?21世紀は恐ろしい。
ともかく小学校1年でもバレンタインはちゃんとやってるんだなあ…と。僕が子供の頃はどうだったっけ、と思い出しても思い出せない。いや、思い出せない、じゃなくて、僕はその頃もらった実績がない、っていう気付きたくなかったに気付いてしまい、軽く泣きそうになった。
1年生の女の子が好きな男の子にあげるくらいだから、娘・R(9才)の年なら尚更だろう。ていうかRって男の子にあげたことあったっけか?」
「Rちゃんはチョコ男の子にあげないのかなー?」
あまりがっつくと引かれるので、あくまで話のついでだから聞きました、的の話してみると
「あげないよー」
とのことで
「ふーん、そうか」
素っ気ない口調で答えたが、内心超ガッツポーズものである。まずは一安心。
「どんな子にあげたの?」
「えっとねー…」
Rは女の子4人ぐらいとチョコの交換をしたらしい。
「あげたい男の子とか、いないの?」
とさり気なく(どこがだ)聞いてみたら
「いなーい」
よっしゃああ。これでまた安心。
バレンタインは義理チョコでももらって嬉しいものであるが、義理ノムスコとなると今のところいらないのである。
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今日もアリガトウゴザイマシタ。