「たっくんやめてよー!」
娘・R(9才)が息子・タク(7才)に向かって怒っていた。そして
「パパー、たっくんがね、おしりさわるの」
と僕に泣きついた。
「勝手に女の子のお尻触るんじゃない!」
ゲヘゲヘとオヤジ臭く笑うタクを叱ったが、僕も内心脂汗だった。何故なら嫁に同じことをしては
「やめてください」
シャレにならないドスの効いた敬語でマジギレされているからである。叱ったところで嫁に鼻で笑われたらどうしようかヒヤヒヤしながらの説教だったが、嫁はわりとどうでもいいようで、聞いちゃいない感じだったので、思う存分Rを援護しタクを叱ることが出来た。
ただ、タクは僕に言われてもニタニタと笑い、なおもお尻を狙っている構えだ。ホントに鏡を見ているようでイヤになる。これはちょっと攻め方を変えよう。
「あのな、Mちゃんにもそんなことしてるのか?やだーたっくんってそんなことするのー?って嫌われるぞ。速攻やめろ」
Mちゃんとは、タクに熱烈なラブレターをくれた同級生である。ちっちゃくて可愛くて、タクも告白されてまんざらでもなかったらしく、わりとラブラブらしい。Mちゃんに嫌われるのが最もダメージが大きいだろうと思い、そう言ってみたのだが
「Mちゃんにはやってないよ」
「ほんとか?」
とりあえずよそさまの女の子には手を出していないようで、そこは安心した。しかしタクは
「でもほっぺたはぷにぷにするよ」
と付け加えた。
「なにー!Mちゃん嫌がるだろう」
「ううん、やり返してくるよ」
けっ。あーそーですか。ラブラブじゃないかよ。つまらぬノロケを聞いてしまったことよ。その後何度かタクのお触りアタックがあり、その都度叱ってようやくやらなくなったが、
お尻触りを叱ったら、歯ぎ尻してしまった、というお話でしたとさ。
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今日もアリガトウゴザイマシタ。