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■あなたとすぐそこほっといい気分。
2012年11月14日(水)
嫁は娘・R(9才)と息子・タク(7才)を連れて買い物に行っていた。

僕は留守番。ひとりでできるもん!というわけでひとりの時しか出来ないソロ活動的なことをしていたら、嫁達がとっとと帰って来たので、慌てて何もなかったかのように平常心を装い

「やあお帰り」

澄まして出迎えた。

「セブンイレブン行ってお菓子貰ったよ〜」

Rとタクがひとつずつじゃがりこのようなスナック菓子を持っていた。嫁が説明するには、近くのセブンイレブンがリニューアルオープンし、今なら記念品としてひとり1個貰えるのだという。

「あなたももらってくれば?」

と嫁もひとつお菓子を持っていて幸せそうだったのだが、そのお菓子いっこの値段よりも僕がコンビニ行って戻って来る人件費の方が高いぜ、フフ…ということを暗に言いたくて

「わざわざ僕がそんなお菓子一個のためにねえ…」

ふふんと鼻で笑う素振りを見せたら

「も・ら・っ・て・く・れ・ば!」

平社員のクセに何が人件費だ、とばかりにほとんど「行け」という強制に近い口調で迫られ、仕方なく行くことにした。嫁はじゃがりこが大好きなのを思い出した。

どうでもいいが、昔「エイトテン」というコンビニを見かけたことがある。セブンイレブンより1時間遅く開店し、1時間早く閉まる。だから負けてしまったのだろうか。

話を戻すとそのリニューアルしたというセブンイレブンはこざっぱりとした店内になっていた。逆に寂しい感じすらした。僕と入れ違いに

「じゃ、また来ますから…」

首から従業員証(?)のようなカードをぶら下げたスーツ姿の男性が、レジ内の店員さん達に挨拶して店を出て行った。本部の人なのだろう。コンビニ業界も熾烈な世界だから、こうして新陳代謝していかないと、生き残るのは大変なのだろう。そんなことを考えると

「タダでもらえるじゃがりこっぽいのくだちゃーい」

と手ぶらでおねだりするのは非常に勇気が要る。Rやタクならともかく、いい年したオッサンが…。ちょうど雑誌のコーナーに、買おうか買うまいか迷っていた本があり、それを買うことにした。まさにコンビニの思うツボである。本を買ったら「どうぞ」とお菓子を貰った。

「これでいいんだろう、嫁」

家に帰ってからそれを見せると、たちまちひょいと取り上げられ、子供達のおやつとなった。僕には10分の1ほど、申し訳程度に嫁から与えられた。べ、別に食べたかった訳じゃないからいいんだけどね!気にしてないけどね!セブンイレブン、どうでもいい気分。なんちて。その代わり、夜になったら嫁に久しぶりにリベンジしたい気分である。

あなたと交尾にファミリーマート、って違うコンビニだし。

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