logo
FONTを元に戻す FONTサイズ固定解除

■胸騒ぎの腰付き。
2006年01月02日(月)
娘・R(2才)だけを連れて栃木の実家に帰った。

嫁は息子・タク(2ヶ月)にはまだそんな遠出はさせたくないと
言い、僕の母は「正月は絶対孫の顔見せろ」と言い、母と嫁の
それぞれの言い分に挟まれた僕の折衷案である。

Rが嫁を離れて旅をするのはこれが産まれて初めて。絶対途中で
「ママー!」と大泣きされると不安で一杯であったが、今振り
返って見ればそれは杞憂に終わった。

実家に着いて飯を食いRを昼寝させてから、やはり帰省している
同郷の友人RHが訪ねて来たのでチビリチビリ飲んでいたら、母が
突然

「○○さん(母の友人)と孫達が来るから!」

と言うのでRHはそそくさと帰ってしまい、入替わりにやかましい
オバサンと孫娘2人姉妹がやって来た。小5と小1の、結構可愛い
萌えっ子姉妹は僕の中学の後輩の子にあたる。地元ならではの濃い
地縁である。

萌えっ子姉妹はRにかねてから会いたがっていたので、今日ここぞと
ばかりにやって来たという。何故彼女らがRを知っているかというと、
母が自慢の孫娘よと常日頃吹聴していたからに他ならない。

「わーRちゃん、かわいー!」

萌えっ子シスターズは瞬く間にRを取り込み、またRもまんざら悪い
気がしなかったようで、嬉しそうに彼女らの輪に溶け込んでいった。
彼女らが遊んでくれるお陰でRのホームシックも紛れるかもしれない。
ありがたい…と思ったのだが、何故か僕も萌っ子達から「仲間」と
見なされたようで、なんだか絡まれてしまうこととなる。

「ねー、Rちゃんのパパー。見てー。じゃんかじゃんかじゃんか
 じゃんか」

「はいはい、アンガールズだね。上手だね」

「次はね〜。ゆっふぉー!」

「ピンクレディーか。ってなんでそんな古いの知ってんの?」

「じゃあ次!日本の未来は♪ウォウウォウウォウウォウ♪」

「お先が真っ暗♪イェイイェイイェイイェイ♪」

「変な替え歌しないでよ!」

という風に次から次へと芸を披露するんである。お前らRと遊びに
来たんじゃなくてネタ見せに来たんかい!と突っ込みを入れたくな
ったが、萌えっ子の妹が満を持して

「ハードゲイでーす。フォー!」

遂に出た。やはりこのネタが子供に一番人気があるようである。
小1萌えっ子による「腰のフラメン娘」としか形容のしようがない
激しい腰振り。いやー若い娘の腰付きはやっぱ凄いなあ…と昇天
しそうになったのだが、よく見ると萌えっ子姉はそれをやらず、
照れ臭そうに妹を眺めているだけなのであった。

「やっぱりお姉ちゃんは恥ずかしいか?」

「うん…」

頬を赤らめてそっと答えた小5萌えっ子。彼女が垣間見せた乙女の
恥じらいに、これまた悶絶。将来いい女になる筈である。特に現在
怖いものなしの妹は…。

僕には弟がいるのだが、全く彼女がいない。僕が帰って来た時は
セイウチのようにコタツに転がっていてTVを見ており、女っ気の
かけらもない。彼女らが来ると聞いたら速攻で自分の部屋に引っ込
んでしまったが、弟こそ今彼女らに会っておいて、15年後ぐらいに
娶る作戦を敷いたらどうかとすら思った。

そして結婚することになって式に僕が出ることになったとしたら…

披露宴の席でハードゲイのビデオ録画を思いっきり流すつもりである。

日記才人(復活!)投票ボタン。投票のお礼に一言飛び出ます。初回だけ登録が必要です。↑


エンピツ投票。こっちの方もヨロシク。
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=81711&pg=20060102
今日もアリガトウゴザイマシタ。

←前もくじ次→
All Rights Reserved.Copyright(C)
エキスパートモード 2000-2005
梶林(Kajilin) banner

My追加