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■クリスマス恥部。
2005年12月15日(木)
池袋のおもちゃ店・トイザマス(仮名)に娘・R(2才)の誕生日
プレゼントを買いに行った。他の買出しもあったので嫁もRも
息子・タク(2ヶ月)も一緒で一家総出。

Rのいるところでプレゼントを買ってしまうと、サンタさんが
プレゼントしてくれたー、とかの演出が出来ないのであるが…
仕方あるまい。

トイザマス店内に入ると、早速Rが大好きなアンパンマンの
おもちゃがずらりと並び、

「あんまん!あんまん!」

Rは大喜びであった。さすが子供に人気が高い物を最前線に陳列
するトイザマスの謀略はさすがザマス。でも高いザマス!幸い
Rは駄々をこねない子なので、目移りすることなく目的の物を
目指してまっしぐら。

今年のプレゼントは自転車にすることに決めたのだ。嫁と三輪車
にするかどうか迷ったが、三輪車はどうせすぐ卒業してしまう
だろうとの嫁の考えで、3輪を飛び越えて2輪にすることにした。
尤も僕はどちらでもよく、2輪や3輪より乳輪の方が好きであった
ので、乳輪車というものはないか?と思ったらあるわけなかった
ので自転車でいいやと思った次第。

トイザマスの自転車コーナーは広かった。そこは自転車や三輪車
や、足蹴り車(↓のようなやつ)を試乗できるのであった。

車

僕らがどの自転車にするかを選んでいる間、Rは特にこの車が気に
入ってしまったらしく、ずっと乗り回していた。もともとRは女の子
なのに車や電車といった乗り物が大好きである。駅などに行くと

「きいろ!あお!ばいばーい!」

それぞれの色の電車が通る度に大喜びして声を上げる。車も大通り
などに出ると

「ぶうぶ、いっぱい!」

とこれまた大喜びなのである。今でこそ「きいろ」とか「あお」で
済んでいるが、その内「E954型」とか「700型」とか言い出す鉄子
(鉄道マニヤ女)になりやしないかとパパはちょっぴり心配症。

さて、Rが乗っている車の値段を見ると何故か自転車より安い。いっそ
のことこれをプレゼントにしようか…とも考えたが、こんなでかい物
家に置いておけないし、

「自転車に慣れた方が一生役に立つんだよ、R」

との親心でミッフィーのイラストが描かれた自転車に決定。

「さあRちゃん、帰るよ〜」

ずーっと車に乗って遊んでいたRを連れて帰ろうとしたところ、

「いやあああ!ぶうぶ!ぶうぶー!」

なんと今までアンパンマンおもちゃの前でも駄々をこねたことが
なかったRが、初めて帰るのを嫌がった。初駄々である。ネオダダ
みたいだ。周りの家族連れたちの視線が痛い。ああ、駄々こねられた
時ってこういう風に見られるのね。お恥ずかしいところをお見せして
おります…と早々に退散。しかし、初めておねだりした物がおもちゃ
とはいえ車だとは、末恐ろしい娘である。僕だって持ってないのに。

もしRが乗り物好きのまま大きくなって

「パパ、クルマ買ってー」

などとおねだりするようになったらどうしよう。

クルマを買ってやる代わりに、Rが履いた
ブルマと交換してくれる、っていうならパパ考えちゃう。


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今日もアリガトウゴザイマシタ。

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