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■死神を呼ぶ折り紙。
2005年11月06日(日)
明日、息子・タクが産まれて1ヵ月のお礼参りに行くので、栃木の
母が上京して来た。お土産に、と折り紙を娘・R(2才)に手渡した
ところRはものの見事にハマってしまい、

「Rちゃん、じょーず」

と自画自賛しながら自慰行為後の丸まったティッシュを髣髴させる、
グシャグシャになった折り紙を僕に手渡すので、

「うん、上手だね」

親として精一杯褒めてあげたが、マクドナルド店員並みの引きつった
笑顔になってしまっていたかもしれない。

「じゃあRに何か折ってあげましょうねえ」

嫁も母もそんな流れになったので、僕もひとつ作ってやるかという
運びになった。僕は子供の頃折り紙が好きで、ぶ厚い折り紙教本を
持っていて、それを見ながらチマチマ折っていたものである。言わば
その腕は文字通り折り紙付き。

昔取った杵柄を思い出し、Rが喜ぶ折り紙を折ってやろうと思った。
とりあえず折れそうなものの中でRが好きなのは動物であり、特に
象が好きなようである。いつも写真やテレビで象を見ると

「ぞうさーん、ぞうさーん」

と嬉しそうに叫び、他の動物より殊のほか食いつきが良い。という
訳で、象さんを折ってみたが…

折り紙かなまら祭り
  完成品              本物(参考写真)

何故こんな2才児に説明のしようがない代物が出来上がってしまった
かというと、成人男性の象さんの作り方しか探せなかったのである。
個人的には完成した充実感は極めて高いが…当然こんなもの出せる訳
がない。嫁と母に殺されること必至である。まさに死神を呼ぶ折り紙。

ひとまずは封印することにしたが、父であるこの僕が愛情を込めた象
さんは、いつかRが成長した暁に渡せる日が来るかもしれない。例えば
性教育の時とか。安産祈願とか。

タクになら下ネタが通じる年頃になったらくれてやってもよいか。ま、
こんな隠し玉もあるよってことで、子供達の人生を見守って行きたい。

人生山折り谷折り。

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今日もアリガトウゴザイマシタ。

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