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■あとは寝るだけ。
2005年10月28日(金)
夜、娘・R(2才)を寝かしつけようとすると、

「パパ、ねんね!ねんね!」

必ず僕にも「寝ろ」と言ってくる。仕方がないので横になると

「とん!とん!(布団)」

ちゃんとかけ布団をして寝ろ、と仕切る恐るべきR。

「それじゃあR、おやすみのチュー」

と寝る前にちょっかい出そうとしても

「め!ねんね!ねんね!」

結婚するまでは操を守るのよ、とばかりに鉄の処女の如く僕を
拒否する。そのくせ

「私にはチューしてくれるのよ、はい、チュー」

嫁とはベタベタチューチュー体を絡めて遊んでいる。つまらないから
ネットでもやるべか、とムックリ起きて隣の部屋に行こうとしても

「め!ねんね!ねんね!」

やはりRに咎められた。要するにRは、僕にココに寝てろと言いたいわけ。
私に抱きつくな。チューするな。ネットするな。隣の部屋に行くな。
ただ寝てろ。ここにいるだけでいい。しかし何もするな、と。

「僕はまるでカーネルサンダースの人形みたいではないか」

必ずケンタッキーになければならないものであるが、そこにいるだけ
で他の役割は何もない存在。今、寝室における僕の立場はまさにそれだ。

「そうみたいね、フフフ」

楽しそうにRと抱き合ったりチューしたりしてじゃれあっている嫁を
見て僕はもうフテ寝するしかあるまいと大いに腐った。

もう寝るサンダース。

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今日もアリガトウゴザイマシタ。

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