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■甘えっ子娘育成計画。
2005年03月05日(土)
嫁が産婦人科の診断から戻って来た時、
不思議な気持ちになった。

甘えん坊の娘・R(1才)

「この子がお姉さんになるとはなあ」

このことであった。

「おい、R、お前がお姉さんだよ」

寝ているRの頭をポンポンと撫でて感慨にふけっていたところ

「そういうことを言っちゃダメなのよ!」

嫁が異論反論をオブジェクションしてきた。

「この子は今、甘えたい盛りの時期なのよ。お姉ちゃんだから
我慢しようねとか言っても、我慢するっていう分別もないし
理解もできないの。だからRに『お父さんお母さんを赤ちゃんに
盗られてしまう…』ってイメージを与えてはいけないの。
甘えたいだけ甘えさせないとダメなのよ」

今日の産婦人科医にそう言われたのだそうだ。分別もつかない時期に
無理矢理我慢させようとしても、Rの心に悪影響を及ぼすのみ。
そしてこのことが心の影となり、将来グレてレディースに入団し
喧嘩上等愛死天流、不純異性交遊で桃色遊戯でニャンニャンして
しまうかもしれない、ということなのだろうか。

しかし果たしてそうだろうか。頭脳の発達も個々に違うだろうから、
徐々に教育していくのも可能ではなかろうか。この不景気の御時世、
いつまでも親に頼ってばかりではなく、早いうちから自立性のある…
インディペンデントな女性になって欲しいと思うことはある。

Rが僕らから離れる日…Rのインディペンスデイもいつかは来るんだな…。
ふと遠い目で将来を見やる。まだ何もヴィジョンは見えないが。

Rをどう育てるか。自立性のあるしっかりとしたインディペンデント娘
にするか。それとも甘えたければ甘えるがいいという方針で、生粋の
甘えっ子にするか。ちょっと考えてみる。

まず甘えっ子の場合。

「ねえ〜パパ〜。お洋服買って〜(と腕を組み胸をすりすりさせる)」

次にインディペンデント娘の場合。

「ちょっと!胸を触らないで下さい!いくら親子とはいえ
 訴えますよ」!

…。

やはりRには甘えるだけ甘えてもらって、思いっきり甘えっ子に
育てることとしよう。いずれ親から独り立ちしなければならないの
だけれど。

ひとまず嫁のつわりがひどく、とても夜の契りなどは出来ないため
僕の「息子」だけは自立している。独り勃ち。

インディペンデント息子。
インポテンツではない。


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