嫁が寿司を食いたいと言う。
俺はお前のアワビが食いたいのじゃー!
というおやじ臭いシャウトは汚れなき娘・R(1才)の
前であったので控え、回転寿司に行った。
嫁もRもバクバク食べる食べる。
Rにはナマモノは駄目だが、火の通っているネタを
選んでやると、すごい勢いで食べていた。
この時もRは稲荷寿司だったら食べられるなと思い
「お父さんのおイナリを食べるかい?」
というおやじ臭いヒューモアが浮かんだが、汚れなき
Rの前かつ食事中であったので控え、黙って食べさせた。
また、アナゴも火が通ってるから食べられるなと思い
「お父さんの一本アナゴを食べるかい?」
というおやじ臭いヒューモアも浮かんだが、汚れなき
Rの前かつ食事中、さらに嫁に回転寿司のコンベア上に
投げ込まれる恐れがあったので控え、黙って食べさせた。
「ふにゃあん、ふにゃあん」
Rが食うだけ食ったら早速眠気が襲ってきたようだ。
食べかけの寿司にも反応せず、フニャフニャとマグロに
なってしまい、寝てしまった。
「ふわー!お腹苦しい!」
怪獣モットクレロンの如く、呪われたように食っていた嫁も、
家に帰ると横になりゴロゴロしていた。襲うなら今だと僕は
判断し、嫁に覆いかぶさって
「なあ、5分だけ目をつぶっててくれれば
ええんや。すぐ終わるからお願いや」
と、愛のささやきを発してみたのだが
「…はあ?」
全くもってつれない反応しかなく。嫁もまたマグロであったわ。
一体いつまで契ることができないのだろうか。
嫁にとっては回転寿司に行っても回春寿司には
ならなかったようである。
こうなったらお父さん、花びら大回転寿司とかに
行っちゃいますよ!?
↑日記才人に参加してます。投票ボタンを押してくれたお礼に一言飛び出ます。
初回だけ登録が必要ですがよろしくお願いします。↑