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■情事がMAXコーヒー。
2004年10月09日(土)
MAXコーヒー「ジョージアMAXコーヒー」という缶コーヒーがある。


栃木・茨城・千葉といった、関東でもヘボい県でしか
売っていない地域限定ものである。味はメチャクチャ甘い。
何しろ原料に「練乳」が入っている。

現在東京に住んでいるので買うことができないのだが、
僕は地元栃木にいた少年時代にこれをガブガブ飲んでいたので
未だに一番好きな缶コーヒーである。

ちょっと前、僕の好みを知っている母が栃木から大量に
送りつけてきてくれた。ありがたき母の愛。

早速飲んでいたところ、嫁がシナを作って

「ねえ、MAX、アタシも飲んでいい?」

とおねだりしてきたので、貴重な限りある缶コーヒーであったが

「いいよ」

嫁に譲ってやった。嫁も僕に教えられるまでMAXの存在を
知らなかったが、わりと好きになってしまったらしい。

「ありがとう」

嫁はぐびっと飲む。しかしタダで与えるほど、僕はMAXのように
甘くはない。釣った魚にゃ餌やらん。

「但しMAXを飲んだからには
 僕とSEXをしなければなりません」

「ふぐっむおっげふっ」

嫁は口からMAXを噴出しそうになるのを必死で抑え、
その後声を振り絞って「やだ」と拒否した。

「何でだよー!ジョージアSEXコーヒー!」

「バカー!」

ちっ。この手もダメか。あの手この手で嫁を
誘惑するのにちっとも乗ってくれない。

嫁から奪い返したMAXは、激甘な味のはずであるのに
とても苦かった。そう、人生のように。

昔は夜明けのコーヒーとか一緒に飲んだものだったがなあ…。

今度は嫁が自ら尻尾を振ってくるような
コーヒーで釣らなければなるまい。

それはヤリマンジャロといいます。

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