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■セーラー服と旅行中。
2004年09月21日(火)
話は大阪旅行出発直前まで遡る。

「R(1才の娘)にはどの服を着せていこうか?」

と嫁が迷っていた。僕はそれなりにおめかしをさせて
やりたいと考えていたので、遂にあの服を着せる時が
来たのだと閃いた。

思いっきり僕の趣味で買ったものの、「着せるには暑い」
という理由で長い間タンスの肥やしになっていた
Rのいっちょうらオベベ。それは…

「セーラー服だ!」

僕は満を持して言った。セーラー服は僕がこの世で一番
好きな服であるので、Rの初旅行に着せる物として
ふさわしいと思った。

今更嫁にセーラー服を着せようと思って、ドンキホーテ
あたりで買おうと思っても変態扱いされるだけだけだし、
嫁自体に無理があるのでダメだけれども、

Rに買うのだったら一見タダの親バカにしか見られないので
娘を持つ父親になって大変幸せ便利である。

photo

特に足がムチムチ短足なので、スカートがまるで
似合ってなかったが、それでもセーラー服の魔力は
凄まじく、

「綺麗や…今日のお前は、ほんまに綺麗や…」

芦屋雁ノ助の歌を思い出し、花嫁衣裳を着た娘の姿を
見る父親の気持ちってこんなんかなあ、と思わず目頭を熱く
したのであった。

一緒にUSJまで付いて来てくれたちりこちゃんも

「かわいー」

などと言ってくれていた。しかし後で嫁に聞いたところによると

「あの服はかじりんさんの趣味ですよねえ…ホントに
 制服もの好きそうですもんねえ…」

などと嫁と話していたらしい。僕の制服フェチはバレバレ
だったようである。もうこうなったら僕は開き直って

「ぼ、ぼくはセーラー服が好きなんだな…」

僕は再び芦屋雁ノ助の歌を思い出し…ってそれは
裸の大将だ。

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