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■The Night Is Still Young.-夜はこれから&もはやこれまで-
2004年09月10日(金)
出産した女性はしばらくオンナではなくなり、
その代わりにオカアチャンになる。

娘・R(1才)を授かった僕ら夫婦。そのせいか夫婦のなんとか
レス状態が続き、結婚して以来最長期間となってしまった。

しかし今夜こそは何としてでも嫁を我が腕の中へ迎え入れるべく
まん、もとい、三顧の礼を尽くしたところ、

「しょうがないわねえ」

憐れむような返事を得、ようやく承認される運びとなった。
これがほんとのオメコぼし。うっひゃっひゃ。
さて、早速コトに及ぼうとした僕であったが、嫁は既に

「あ…もう眠くて寝てしまいそう…」

『育児はつらいよ』を地で行く子育て疲れモード。
そして僕によって寝巻を払われ露わになっていた腹を
ボリボリと掻く…。

そ、それを男の前でやってはいけない!そんなおばさん
みたいな下品な仕草は全くもって興ざめである。

とはいえ僕は疲れているところを嫁に無理を言って、
まん、もとい、門戸開放してもらっている立場だから
たしなめる事はできない。

ならば眠気より快楽に溺れさせるまでよと、深夜の時間帯
ならではのご奉仕です!とばかりに指技を尽くしたが

「ふあ〜あ」

嫁、大あくび。これもテクニークを尽くしている(つもりの)
男の前でやってはいけない!一体僕が培って来た(つもりの)
技術は何だったのか…。

昔の、夜は娼婦のようなウフーンな嫁は何処に行ってしまったのか。

いや、何もかも子育てで疲れている。ただそれだけのこと…。
娘・Rがここまで順調に育っているのも、嫁がこのように
疲れ果てるまで育児をしてくれているからではないか。

何もヤル気を起こさせることだけが僕の嫁の魅力ではない。
一見ヤル気なしのマグロに思えるが、これも母の、そして女性の
素敵な姿なのだと感謝せざるを得ない。新しい魅力を感じた瞬間。

ヤル気を抑えて新しきを知る。これを
まん、もとい、温故知新といいます。

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今日もアリガトウゴザイマシタ。

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