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■危険な情事と幼児。
2004年04月20日(火)
夜中、嫁と久しぶりにプロレスごっこをしていた。
激闘が続いた後、僕の「仏壇返し」が決め技となり
闘いは終わった。

力尽きてぼてっと布団に倒れ込むと、
隣で寝ていたとばかり思っていた娘・R(8ヶ月)の
つぶらな瞳がキュピリーンと光っていた。

目が合ってしまい、しばし凝固。

「Rがっ。起きてた!」

「うそっ!やだ!キャー!」

「いつから起きてたんだ!全部見てたんか!」

「イヤー!イヤー!イヤー!」

とんでもないパニックとなった僕と嫁。
ひとまずいそいそと服を着る。その様子までも
Rはじーっと見ている。

Rが夜中目覚める時は、腹が減ったか物音で起こされてしまったか
なので大概泣く。しかし今のRは「何が起こっているんだろう…」
と興味津々の顔をしている。やばい。

嫁から聞いた話なのだが、親同士のプロレスごっこを
目の当たりにしてしまった子供は、お母さんがお父さんに
いじめられている、という風に解釈してしまうそうだ。

それだったら今後は嫁が上に…ってそういう問題ではない。

「あなたが今日はRの隣で寝て!もうRの顔見られない!」

いつもは、R・嫁・僕、の順で寝ているのだが
嫁は恥ずかしさの余り布団の端へ引っ込んでしまった。

僕だってまともにRの顔を拝めなかったが
とにかくRを寝かせてしまおうと思い、

「Rちゃん、今日見たことはトラウマにならない内に
 とっとと忘れて寝ましょうね〜」

そう語りかけて頭をなでなでしようとしたら…

「て、手がゴム臭っ」

「バカー!ちゃんと洗って来なさいよ!」

深夜の水の冷たさが身に染みつつ、
プロレスごっこをする時は本当に油断が
ならないなあ…と思うのであった。

壁に耳あり情事に目あり。

「幼児の目あり」でも良いな。うん。

(何が「うん」だか)

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今日もアリガトウゴザイマシタ。

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