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■ワイのテレフォンナンバー6700、わお。
2004年04月17日(土)
寝る時にケータイを枕元に置き、アラームを設定して
目覚まし時計代わりにしている。

今までは別にどうってことはなかったのだが
娘・R(8ヶ月)がシャクトリムシのように
動けるようになってきたので油断がならなくなってきた。

ケータイを床に置いておくとRが目聡く見つけ

「うへへへー」

満面の笑みを浮かべてジタバタと全速力で駆けつけて
ケータイを奪い、いじり倒すのである。僕のケータイが大好きらしい。

そんな訳でもう枕元に置くのは止めて、Rの布団から離れた
部屋の隅っこに置いて寝ることにしたのだが…。

「あなた、私に電話した?あなたからの着歴が
 あるんだけど」

朝、嫁が自分のケータイをいじりながら言った。

「してないけど。何時の着歴だよ?」

「えーと、朝の6時45分」

「寝てるに決まってんべ!」

「と、いうことは…」

「R…か?」

「R…よね。今朝もやたら早く起きてたし。」

Rは既に起きていて気ままにキャアキャア言っている。
今朝、Rは誰よりも早く起きたらしい。

ケータイを遠くに置いたつもりだったがRにとっては
既に何でもない距離だったのか。

「Rちゃん、君が犯人かい?」

僕がケータイをRの前にポンと置くと

「うへへへー」

全速力で奪われた。間違いない。
Rの記念すべき初電話であったことが断定された。
登録されていた嫁の番号をたまたま呼び出し、
発信ボタンを押しちゃったのだろう。

娘の成長というのは早いものである。
いつの間にかちゃんと電話も掛けられるように
なっちゃうんだろうなあ。早くRと話してみたい。

「Rちゃん、ぱんつ何色?」

あ、まだぱんぱーすか…。

しかし今回は嫁への発信だったから良かったが
他の人にかかってしまったら迷惑になってしまう。

「もしもし」

「うへへへー」

相手は不気味がるだろうし。
今度やったらRにはお仕置きをしなければならない。
百叩きならぬ百接吻の刑がよい。

お父ちゃんの煙草臭いチューをお見舞いしよう。

携帯電話なのに口臭電話〜。

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アリガトウゴザイマシタ。
今日もアリガトウゴザイマシタ。

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