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■実家に帰らせて頂きます。
2004年04月03日(土)
今宵も0時過ぎに帰宅〜。身も心もボロ切れのようになっても
家にいる娘・R(7ヶ月)の顔を見て嫁の作ってくれたゴハンを
食べれば少しは癒されるものである。が、

「私、明日、栃木(僕の実家)行くから」

「はいいいい?僕は土曜も日曜も仕事だよ?」

「分かってるわよ!それでもあなたのお母さんが
 Rを連れて来いって言ってるの!」

「ひ、日帰りだよね…?」

「泊まるわよ!」

なんということだ。確かに嫁が僕の母から
「今度の土日は栃木においで」と
誘われていることは僕も聞いていた。

僕は休日出勤だから嫁とRだけでも行ってくれば?
とも言った。

しかし本音のところは疲れている僕のことを
考えて断ってくれることを期待していたのに!

「何で今頃言うんだよ。僕が母さんに断り入れてやるのに」

「あなたが断ってもダメよ!行かなかったら
 ずーっと愚痴言われるに決まってるんだから!
 お母さんメチャクチャ張り切ってるのよ!
 Rのためにベビーバス作ったとか言ってるし」

おのれ母。息子より孫を選んだな。しかも僕には
直接何も言ってこないし。気に入らん。

「でも僕、何週間も休んでないのに明日明後日の土日も
 仕事なんだよ。しかも5時起きなんだよ。いつ帰れるかも
 分からないんだよ。ひとりでどうしたらいいんだよ」

「知らないわよ!」

嫁が切れおった。私だって姑に誘われていい迷惑なの!
と言わんばかり。

「…分かったよ。野垂れ死にしちゃうからいいよ」

「…」

嫁は答えなくなった。

嫌な感じに夫婦仲をにギスギスさせる嫁姑問題。
ありふれ過ぎて見向きもしなかったことが
まさか自分の身に降りかかってくるとは。

嫁も母の前ではそんな態度をおくびにも出さずに
ニコニコせざるを得ないんだろうなあ。気の毒に。
Rにも目一杯おめかしさせて母を喜ばせるんだろうなあ。

孫にも衣装。
息子はどうでもいいっしょー。

「実家に帰らせていただきます」

「僕の実家かよ!」

とツッコミたい気分である。

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アリガトウゴザイマシタ。
今日もアリガトウゴザイマシタ。

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